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考察と記事に関するcerf310のブックマーク (2)

  • 時代の風:家族とコミュニティー=京都大教授・山極寿一- 毎日jp(毎日新聞)

    ◇思いやり、共音楽から−−山極寿一(やまぎわ・じゅいち) 複数の家族を含むコミュニティーは、サルや類人猿には見られない人間だけの特徴だ。家族とコミュニティーはそもそも維持される原理が違う。家族は見返りを求めない援助と協力によって、コミュニティーは集まることで利益が得られるような互酬性や規則によって、それぞれ成り立っている。しばしばこの二つの原理は拮抗(きっこう)する。地域社会の厄介者が、家族では最良の父親という場合があるのだ。その矛盾に耐えられないから、サルや類人猿はどちらかの原理により強く依存して群れを作る。 ではなぜ、人間だけが家族を温存したコミュニティーを作ったのか。その背景には文化的な理由より、生物学的な要因が大きく関与していたと私は考えている。 最近、オランウータン、ゴリラ、チンパンジーなど類人猿の野生における成長や繁殖の特徴が明らかになって、人間の生活史の不思議な側面が浮か

  • 特集ワイド:内閣府参与を辞任、湯浅誠さん 「入って」みたら見えたこと - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇ブラックボックスの内部は「調整の現場」だった 08年末の「年越し派遣村」村長として知られる湯浅誠さんが今月7日、内閣府参与を辞任した。政府の外から貧困対策を訴えてきた社会運動家が、政権内に入って約2年。中に入って見えたものは?【山寺香】 ◇求められれば関わり続ける 湯浅さんが最初に内閣府参与になったのは、民主党に政権交代した直後の09年10月。派遣村村長として政府を厳しく批判してきた人物の登用は、注目を集めた。10年3月に一旦辞任し、同年5月に再任用された。 この間の政権の変化をどう見ているのか。 「漠としたイメージで言うと、従来の自公政権から一番外れたのが鳩山由紀夫政権でした。そこで提示された格差・貧困政策の方向性はおおむね歓迎すべきものでしたが、その後の菅直人政権で少し戻ってきて、野田佳彦政権でかなり戻ってきた。菅さんのころから、かつての自民党の幅の中に収まってきたと感じています」。

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