2008年北京五輪男子マラソン金メダリストのサムエル・ワンジル選手(24)が15日、ケニア・ニャフルルの自宅でバルコニーから転落し、死亡した。 ロイター通信が16日、伝えた。地元警察が自殺の可能性もあると見て調べている。 ワンジル選手は宮城・仙台育英高に留学し、全国高校駅伝などでも活躍。昨年12月に妻を銃で脅迫した疑いで告訴され、脅迫については妻が告訴を取り下げたものの、銃の不法所持の罪で起訴され、近く判決が言い渡される予定だった。 今年1月には交通事故で軽傷を負うなど、トラブルが続いていた。4月のロンドンマラソンに出場する予定だったが、右ひざの故障で欠場している。