19日午前7時25分ごろ、神奈川県鎌倉市台のアパートで、住民で国土交通省東京航空交通管制部(埼玉県所沢市)の航空管制官の男性(28)が自室の浴室で倒れているのを、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で男性宅を家宅捜索に訪れた県警少年捜査課の捜査員らが発見した。男性は病院に搬送されたが意識不明の重体。 大船署によると、室内からは異臭がし、同じアパートの住人で会社員の男性(35)が気分が悪くなり病院に運ばれた。消防が調べたところ、現場から硫化水素を検知した。 捜査員が管制官の部屋のドアをノックした際、室内で人が倒れる音が聞こえ、異臭も漂ってきたという。管制官の男性は一人暮らしで、鍵がかかっていた。同署は、男性が自殺を図ったとみて調べている。 県警は「捜査は適正だった」としている。 現場は湘南モノレール江の島線富士見町駅から南東に約300メートルの住宅街。