車輪のついた事務用のいすにまたがって、足でこいだ距離を競うユニークなレースが山形県新庄市で開かれました。 「いす-1グランプリ」と名付けられたこのレースは、商店街の活性化に取り組んでいる山形県新庄市のグループが初めて行いました。 レースは3人1組で行われ、地元の新庄市や大阪などから15チームが参加しました。 競技は車輪のついた事務用のいすにまたがって足でこいで行われ、商店街に作られた1周200メートルのコースを2時間で何周できるかを競います。 中には走りすぎて車輪がすべて壊れてしまい、いすにまたがって飛び跳ねながら進むチームもいて、沿道に詰めかけた人から盛んな声援が送られていました。 参加した人たちは「体力的にもきつかったけど、楽しかったです。みんなとゴールできてうれしいです」などと話していました。 レースを主催したNPO法人の齋藤一成理事長は「郊外の大型の量販店に客が流れるなか、こうした