職場を懲戒解雇されたことを逆恨みし、人事担当の男性(49)に無言電話をかけるなどしたとして、警視庁麹町署は東京都迷惑防止条例違反容疑で、杉並区阿佐谷北、元毎日新聞記者、平元英治容疑者(42)を逮捕した。同署によると、「リダイヤルでかかってしまっただけ」と容疑を否認している。 平元容疑者は昨年4月まで所属していた同社仙台支局で、取材を通じて知り合った女性にストーカー行為をしたとして、同年9月に懲戒解雇された。今年1月以降、宮城県警にストーカー規制法違反容疑などで3回逮捕され、7月に有罪判決を受け、執行猶予中だった。 逮捕容疑は10月16~17日、男性らが当時所属していた同社総務部の人事担当席に「ぶっ殺してやろうか」などという電話や無言電話などを計35回かけたとしている。 平元容疑者は解雇後に電話で「家のローンが払えない。再就職ができない」と訴えてきたが、10月になって「直接、会いたい」などと