岩手大学の助教が先月、国際会議で訪れていたイギリスで、来年の入学試験の問題案と学生らおよそ1500人分の個人情報が入ったUSBメモリーなどを紛失していたことが分かりました。大学は、学生らに謝罪するとともに入試問題の内容を差し替えることにしています。 USBメモリーなどの中には、来年の入学試験の一部の科目の問題案をはじめ、工学部の学生や卒業生の氏名と成績など延べ1526人分の個人情報が保存され、一部を除いてパスワードは設定していなかったということです。 助教が地元の警察とタクシー会社に問い合わせたところ、かばんの中に入れていたパスポートは近くのショッピングセンターで発見されたものの、それ以外は見つかっていないということです。これまでに個人情報の不正な使用は確認されていないということで、岩手大学は、学生らに謝罪するとともに入試の問題の内容を差し替えることにしています。 岩手大学の総務広報課は「