静岡県浜松市で、体長1メートルほどのカメが水路で見つかり、警察が捕獲した。その後、人に危害を加える恐れのあるワニガメと分かった。 警察によると9日午後0時半ごろ、浜松市南区中田島町の水路にカメがいるのを通行人が見つけ、警察官と地域の住民が網を使って捕獲した。その体長は約1メートルあった。 警察から依頼を受けて駆け付けた浜松市の担当職員は…。 浜松市環境政策課・永田有さん「でかいですねー。たぶんワニガメだと思う。(年齢は)相当年数がたっている。基本的には餌は魚、肉食性。ワニガメは要注意外来生物なので、自然に戻すのは好ましくない」 ワニガメは、アメリカ原産のカミツキガメの一種で、人に危害を加える恐れのある「特定動物」に指定されている。ワニガメとしては最大級の大きさで、警察ではペットとして飼育されていたものが逃げ出したか、飼い主が捨てたとみている。