今年のゴールデンウイーク(GW)期間中に首都圏から沖縄県に移動した人数は、1日当たりの平均で昨年の約10倍に増加した。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年に比べても約3割の減少にとどまった。沖縄では県外から多くの観光客が訪れたことも、感染が急速に広まった一因とみられる。 ソフトバンク子会社「Agoop(アグープ)」が、スマートフォンのデータなどから移動人数を推計した。 昨年のGW期間中は全国に緊急事態宣言が発令されており、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県から沖縄県への移動は19年から93・3%減った。今年は沖縄県にまん延防止等重点措置が適用されていたが、昨年に比べると10・1倍に増えた。 繁華街などを出歩く人も増えた。GW最終日の今月5日と昨年5月6日を比較すると、那覇市の国際通りの人出は3倍、那覇空港は2・1倍となった。(共同)
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