25日のオープンに先立ち、報道陣に公開された清閑亭=小田原市で2024年3月13日午前10時41分、本橋由紀撮影 神奈川県小田原市所有の国登録有形文化財「清閑亭」の利活用策として25日に開店する民間企業の料理店が、営業許可が出る1週間前から「お披露目会」として会費制で料理を提供していた問題で、小田原保健福祉事務所が無許可営業として厳重注意したことが関係者への取材で判明した。無許可営業後に賃貸借契約を結んだ市は21日時点で責任への言及を避けている。 料理店を開くのはJSフードシステム(同市)。JS社によると、営業許可を取ったのは3月4日。だが名刺交換した1500人に「お披露目会」と称して案内を出し、2月27日から1人1万5000円の会費を取って料理を振る舞った。田川順也社長は毎日新聞の取材に「会費はご祝儀としていただいた。練習会で営業ではない」などと主張していた。 だが、市民らの通報で小田原
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