気仙沼向洋高で盗撮 一部野球部員が出場停止 気仙沼市の気仙沼向洋高で、複数の生徒が校内で女子生徒を盗撮していたことが3日、明らかになった。関わった生徒の中に硬式野球部員がおり、日本高野連は、7日に開幕する第97回全国高校野球選手権宮城大会に一部の部員を出場させない措置を取った。 同校や宮城県高校野球連盟によると、盗撮があったのは5月。複数の部員が関わっていた。6月29日、盗撮が行われているとの情報が学校側に寄せられ、発覚した。 同校は県高野連などに報告。日本高野連は1日、盗撮に関わった生徒と、同学年の部員全員のベンチ入りを認めないことを決めた。 同校は気仙沼署と協力し事実関係を調べている。2日夜には保護者約130人を集めて説明会を開いた。 同校は「保護者に謝罪した。事実関係の把握に努め、再発防止に向けて努力したい」と話している。