自分のギターの音の低域が妙に出すぎている気がして、どうしたものかと悩んでいた時期があります。 練習スタジオやライブハウスだと分かりづらいのですが、自宅のDAWで録音作業などをしていると、低音だけがやけに膨らむ感じで、あまり良いサウンドとは思えないわけです。 いったい何がいけないのか、あれこれ試して悪戦苦闘の日々…。ところが、ある日突然、拍子抜けするぐらいあっさりと解決したのです。 この記事では、「ブーミー問題を解決するまでに試したすべてのこと」について解説します。
乾電池やバッテリーなどにはプラス(+)極とマイナス(-)極が明確に記載されており、電気器具につなぐ時にそれぞれを反対につなぐと、動かなかったり、逆回転したりしますよね。じつは、普段何気なく使用しているコンセントにも、極性があるのを知っていますか? 電源プラグを挿し込む2つの穴が、それぞれホット(非接地側)とコールド(接地側)に分かれています。ホットをプラス(+)、コールドをマイナス(-)と呼ぶこともあります。それぞれの役割を簡単に説明すると、ホット側が電気の入り口、コールド側が電気の出口になります。 そして、コンセントだけでなく、コンセントに挿す「電化製品の電源プラグ」にも極性があります。 ■ 極性を合わせる コンセントにプラグを挿せば普通に動作するので、電化製品使用する際に、わざわざコンセントとプラグの向きを気にする人は少ないと思います。 しかし、じつは電源の極性は合わせた方が良いのです
最新ブックシェルフスピーカー10モデルを一斉試聴! ハイレゾやストリーミングサービスの発展により、小型スピーカーに求められる性能も非常に高いものになってきている。コンパクトでも音質に妥協のない製品も増えてきたが、そのサウンドキャラクターはユーザーの細かなニーズに答えるべく、ブランドや製品ごとに、個性豊かで豊富なバリエーション展開を見せている。 そんな小型スピーカーの中でも、人気の10機種を音元出版試聴室に集めて一気に試聴するのが今回の企画だ。10万円未満の〈前編〉と10万円 - 20万円以下の〈後編〉に分けてお届けしよう。前編で取り上げる「10万円未満」の試聴モデルは以下の通り。 試聴の前に、各スピーカーの音圧を測定しボリュームを調整 試聴の前に、リスニングポジションに設置したEARTHWORKS「M50」測定マイクで各スピーカーの再生音圧レベルが等しくなるように調整。 音質については主に
※追記:この記事はハイレゾの勧めというより、PCのヘッドホン出力は音質が悪いから、外部USB-DACを使って音質を良くしよう!というもので、この程度の環境ではハイレゾの恩恵を受けられないのではという指摘はよくわかる。自分も、ヘッドホンではハイレゾと普通の音源はそれほど差を感じず、差を感じるようになったのはスピーカーにしてからだった。よく言われる高音ではなく、ヘッドホンでは感じづらい空間表現で大きな違いを感じた。 据置USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプは1万円以上とそこそこの価格 PCに接続するUSB-DACというと、こんな感じで、据置型のUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプを勧めることが多い。今なら、この記事にあるように、最近出た比較的安くてコンパクトなiFi-Audio Unoがお勧めだろう。*1 【2023年5月最新】おすすめの据え置き型ヘッドホンアンプ・USB-DAC 特集 種類や選び
在宅勤務になってからけっこうたくさんのイヤホンとヘッドホンを買っていることに気付いたのでまとめてみます。 在宅勤務になる前は初代の AirPods を使っていました。オンラインの会議が増えたことをきっかけに初代の AirPods Pro を買って満足してしばらく使っていたのですが外耳炎になってしまったので転々とする羽目に。 Apple AirPods Pro (初代) 特に触れることもない良いTWS。ノイキャンの性能もよくてなかなかの静寂を得られる。外音取り込みも優秀でこだわりがなければこれを買っておけば間違いない。 いまは第2世代になってもっとよくなっているらしい。 残念ながら外耳炎になってしまってカナル型が使えなくなってしまったので妻にあげた。 オーディオテクニカ ATH-PRO5X www.audio-technica.co.jp DJ練習をするのに買ったヘッドホン。今よりもさらに音
DTM、コンピューター音楽、デジタル音楽、ミックスに関する記事です。 今回は「上下と前後の定位」の話です。 私はこの領域については「本当に真剣に興味があるならやってみれば良いんじゃないかな?」「もう無意味だという結論になりつつあるけど。」という程度のものとしてしか扱っていません。 (picture: http://people.eku.edu/ritchisong/birdbrain2.html) (2023年8月13日更新) ■追記。三次元定位の未来 ■「俺は上下定位作れるよ」派のみなさまへ ■上下と前後の定位は半分オカルト ・語彙の問題 ・そもそも人間の耳は上下認知が弱い ・多スピーカーでは明確に定位して当然 ・前後定位 ・2人のトランペット奏者 ・表現の相対性 ・昔の遠近法メソッド ・映像、絵画の遠近法 ・錯視 ・強烈な錯覚 ■バイノーラルの限界 ・なんちゃってバイノーラル ・ダミー
自宅で友達と通話をしているとき、歌を歌っているとき、Zoomでミーティングをしているとき、「周りに迷惑をかけていないかな」と思ったことはありませんか? 今回はDIY未経験でも簡単かつ、安価でできる防音室作りに挑戦します! 初めまして! 近畿大学広報室でインターンをしている、理工学部 理学科物理学コース 2年生の中井七海です。 私は軽音サークルに所属しており、ボーカルとしてよくライブに出演しています。そのため、自宅でも歌の練習をしたいのですが、今住んでいる実家ではなかなか練習ができません。というのも、自分の部屋で歌うとよく音が響いてしまい、親に怒られる上に、近所迷惑にもなってしまうからです。 また、私はゲームが好きなため、よく友人と通話しながらオンラインゲームをします。ついはしゃぎすぎて、親に「うるさいで〜あんた電話控えてよ!」と怒られてしまいます。 そこで防音室があれば、自由に自分の趣味が
SC-PMX90を紹介した記事は、お陰様でかなりの人に見てもらえたが、気になった反応に対する補足をしたい。 SONY CMT-SX7を使っている人が多かった ソニー マルチオーディオコンポ Bluetooth/Wi-Fi/AirPlay/FM/AM/ワイドFM/ハイレゾ対応 CMT-SX7 ソニー(SONY)Amazon自分がオーディオに興味を持った2021年時点だと、SC-PMX90と並んで、USB-DAC内蔵で低価格のいいミニコンポだったが、生産終了(ディスコン)してしまったのが残念。ソニーは純粋なオーディオ機器に関して、ポータブルオーディオに力を入れており、スピーカーを使った製品にはあまり力を入れていないので、もうミニコンポは作らないと思われる。 スピーカーはいらない、本体だけ欲しい SC-PMX90と似た機能で、スピーカーが付属しない製品は、DENONやmarantzがCDレシーバ
パナソニックは、CES2022でヨーロッパ向けの有機ELテレビ「LZ2000」シリーズを発表した。55/65/77インチの3サイズで、ハリウッドのカラリストによる画質チューニングも盛り込んだ「MasterOLED Pro」ディスプレイの搭載や、新しいオーディオシステムの採用など、多くの面で進化を果たしている。 麻倉怜士さんによるStereoSound ONLINE CESリポートでは、これまでも毎年パナソニック・テレビについての最新事情をお届けしてきた。今回も、LZ2000シリーズに関するリモートインタビューにて、その詳細をお届けする。 インタビューに応じていただいたのは、パナソニック株式会社 エンターテインメント&コミュニケーション事業部 事業部長の豊嶋 明さん、ビジュアル・サウンドBU 技術センター ハード設計部 部長の米田 昭さん、ビジュアル・サウンドBU 商品企画部の真田 優さんの
連載:音楽機材とテクノロジー(第二回)後藤正文(�ASIAN KUNG-FU GENERATION) 2019.02.09 12:00 リアルサウンド テックの連載企画「音楽機材とテクノロジー」にて、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文にインタビューを行った。テーマの中心は、ロックバンドが今の時代に向き合う“低域“についてだ。 ここ最近、ブログやSNS、インタビューなどでも低域のサウンドの必要性について繰り返し発信している後藤。同時代のグローバルなシーンにアンテナを張るリスナーとしての感性と共に、プライベートスタジオである「Cold Brain Studio.」を設立したことも、その意識の背景にあったものとして大きかったようだ。エッセイ集『凍った脳みそ』(ミシマ社)でも、ユーモラスな文体を駆使しながら、スタジオを設立するまでの紆余曲折を書いている。 ASIAN KUN
昔はオーディオ雑誌がオーディオファンの唯一の情報源だった。ネットが発達し、情報が簡単に検索できる現代も状況にあまり変わりがない。オーディオの世界は相変わらず、あいまいな人の感覚に支配されており、正しい知識や情報が伝わらず、間違った認識が訂正されない。なぜこんな状況が続いているのか。今回は、この問題を取り上げる。 レビューの実態 オーディオ雑誌には、様々なオーディオ製品のレビューが載る。このようなレビューは問題が多いが、読者はそれに気づかず、雑誌を真似て自宅で同じようなことをやる。 ケーブル、インシュレーター、ヘッドホン、なんでもかんでも、とっかえひっかえ比較して、実際に音が変わるのを感じ取る。 「アンプだけ変えたんだから」「ケーブルだけ変えたんだから」「その音の違いを聴いたはず!」 そう解釈して 「アンプには音の違いがある!」「ケーブルで音が変わることを実証した!」 と、信じ込むのが一般的
ぼちぼちのスピーカーが欲しかった。数年に渡り大手家電量販店で店員を巻き込み視聴を繰り返した結果は「DALI SPEKTOR2」でした。 ありがとうヨドバシカメラ、ビックカメラ店員のおじさん、おにーさん。自宅視聴環境に限りなく近い状態を作り上げ、長いこと居座り、購入もしないで帰るクソ野郎に付き合ってくれて感謝しかない。 ネット通販全盛期だが、まだまだ実店舗も捨てたもんじゃないぜ。因みに購入したのは1時間以上付きっきりで対応してくれて、値引きもしてくれたヨドバシカメラ。 DALI(ダリ)とは? 今回購入したスピーカーのメーカーは「DALI」。最近は認知度が上昇傾向にあるような気がするけれど、一応簡単に紹介。 DALIは1983年設立されたデンマークの音響メーカーで「Danish Audiophile Loudspeaker Industries」の略。直訳で「デンマーク 音響マニア スピーカー
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