世の中には様々な境界があり、それによって個別が生まれ、成り立っている。境があるからこそ、認識・理解できる範囲を絞り込める。その中で何をすべきかわかりやすくなる。 境の外側に踏み出した時は、何がおきるのかすら分からない。外側には不確実性とリスクと危険が待ち構えている。内側にいればおおよその予測ができ安全だ、といえるかもしれない。 本当にそうだろうか?本当に内側は安全なのか。内側こそが自分の住むべき場所だと、いつ自分で決めたのだろうか? 一つの部門にのみいると、部門の外は見えづらくなるだろう。 一つの組織にのみいると、組織の外は見えづらくなるだろう。 一つの働き方だけだと、その働き方以外は見えづらくなるだろう。 一つの生き方だけだと? いったいぜんたい、私達は何をしたいのだろうか。 どこに行きたいのか、どこまで行きたいのかによって、どうすべきかなのか変わるはずだ。そもそも外か内かは、自分を含め