32節のインテル戦で、ユベントスのサポーターがFWマリオ・バロテッリに対して多くの人種差別的な野次を浴びせたことで、ユベントスに1試合の無観客試合処分が下された。この件に関してFIGC(イタリア・サッカー連盟)のアベーテ会長は「大変申し訳なく思っている。FIGCでは人種差別の横断幕に対する規制はあるが、野次への規制はない。新たな規定を考えなければいけない」と話した。 スポーツ裁判所のジャンパオロ・トセル裁判官は、インテルのバロテッリに対して人種差別の野次があったとして、ユベントスに対しホームゲームの1試合を無観客試合とする処分を下した。 「ユベントス対インテル戦の試合中、前半4分、26分、35分、41分、42分、後半11分、19分、22分、25分、30分に、対戦相手のインテルの選手に対して、人種差別的な意味を含む野次がスタジアムの数か所で何度も繰り返された。これはスポーツ精神に反する行為で