与党にとって願ってもないチャンスであろうか?与党の中でも政局勘のある政治家なら慎重な判断をするであろう。理由は3つ。 ・ここで解散するといかにもとの印象で盛り上がらない。 検察と与党がグルのと印象をもたれる。与党議員が小沢一郎と民主党のネガティブキャンペーンをしても、いまいち盛り上がらない可能性がある。 ・自民党に火の手が及ぶ危険性 西松建設の政界工作は広範囲に及ぶと言われており、自民党が安全とは言えない。最初は小沢一郎のダメージを横目に解散しておいて、途中から自民党に飛び火すると、小沢一郎攻撃の手も緩まり、チャンスがチャンスでなくなる。 ・民主党代表選が盛り上がる。或いは後継代表が好感触を得るリスク まあ自民党はこれまで「代表選」という魔術で、自らの失点をプラスに変えてきた。それが今度は民主党側で行われる可能性がある。またお世辞にも小沢一郎は人気のある政治家ではなかったので、代表が代った