日本映画のアクションは変わったといわれる。徹底してリアルを表現する「アクション監督」とは、どんな職業か。ツテなしキャリアなしで単身香港にわたり、スタントマンから『るろうに剣心』などを手がけるにいたった第一線の監督が明かす、「小心」がゆえの成功術。 ◆「スキマ産業のプロフェッショナルたち」後ろ姿もコピーする仕事師、アクション監督・大内貴仁さんに聞く 「スタントマン」と聞いて、頭に浮かぶのはどんなシーンだろうか? 高所から落下する、走行するクルマに跳ねあげられる……。俳優が演じるには危険だから、ここは吹き替えで、という際の「危険請負職人」が一般的なイメージではないだろうか。 「それは昔のイメージです。現代アクションのスタントマンは、運動神経や度胸だけでなく、お芝居や表現力、カメラ位置によって動き方を変えるなど、常にフレキシブルに対応できないといけない」 と語るのは大内貴仁さん。映画『るろうに剣
![アクションの達人は気が小さい!? 日々進化するスタントマンの世界 | 日刊SPA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b4be4576454651fb37a1c9359bc4d247048ef94/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnikkan-spa.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F07%2FNOR_0397.jpg)