安倍晋三首相が進めるアベノミクス。株高は続いているが、景気回復の実感がないという指摘もある。日本の債務は膨らむばかり。このままでいいのだろうか。評論家の山形浩生氏は「債務か成長か、という通俗的な議論はまちがっている。債務を一時的に増やして成長をとげ、その結果として債務は下がるのだ」という。どういうことか。2冊の本を通じて、アベノミクスの行く末を解説する――。 「自民大勝」はアベノミクスへの評価である 衆議院選挙で、ありがたくも自民党が大勝した。メディアは本当にくだらない属人的な政局報道に右往左往するばかりで、さらに選挙後は、自民党は支持されたが安倍政権は支持されていないといった変な意見をやたらに紹介している。でも自民党の中で安倍政権以外の選択肢が何も出されていない以上、これはずいぶん変な話だ。いまの安倍政権が支持されていると考えるべきだし、そしてその評価の基盤は、その経済政策の成功にあると
【江崎道朗のネットブリーフィング 第24回】 トランプ大統領の誕生をいち早く予見していた気鋭の評論家が、日本を取り巻く世界情勢の「変動」を即座に見抜き世に問う! 昨日11月7日は、ロシア革命からちょうど100年にあたる。 このロシア革命によって政権を握ったボリシェビキ(のちのソ連共産党)が1922年に世界で初めてソ連という「共産主義」国家を樹立した(正確には「社会主義」国家と自称)。 レーニン率いるソ連は、コミンテルンという世界の共産主義者ネットワークを構築し、世界「共産」革命を目指して、世界各国に対する秘密工作を仕掛けた。世界各国のマスコミ、労働組合、政府、軍のなかに「工作員」を送り込み、秘密裏に対象国の政治を操ろうとしたのだ。 この対外工作によって世界各地に「共産党」が創設され、第二次世界大戦ののち、東欧や中欧、中国、北朝鮮、ベトナムなど世界各地に「共産主義」国家が誕生した。かくして第
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