Amazon.comは、4月28日に第1四半期の決算を発表した。売上高は順調に1164億4400万ドルだった。 しかし、38億4400万ドルの純損失になってしまった。前年の同期は81億700万ドルの黒字だったから、減少したかっこうだ。 株式市場にも大きなインパクトを与えた。とくに、赤字になったのは2015年の四半期以来だから、衝撃も大きかった。 まず、決算の報告を見てみよう。すると「倉庫業務の非効率性が生じたこと」と「インフレ」が要因のようだ。さらには、想定以上の「フルフィルメント(ECの代行サービスで、注文の受付、在庫管理、物流を指す)の物流費用増」があったようだ。結果、同期に60億ドルの追加コストが生じたようだ。 オミクロン株における従業員不足も深刻だったようだ。それから引き起こされた授業員の生産性低下も決算に影響を与えた。 ●倉庫業務の非効率性 ●インフレ ●フルフィルメントのコスト