重症化は別の理由 BA・5株に感染した高齢者や乳児 日赤の医師が指摘（上毛新聞） - Yahoo!ニュース新型コロナウイルス感染拡大の第7波が群馬県内で猛威を振るっている。3年ぶりに行動制限がない今夏、感染者数は過去最大規模に急増し、死者数も最多だった6波のピークを越えた。県内医療の最前線で闘い続ける前橋赤十字病院（前橋市）感染症内科副部長の林俊誠医師に医療機関の現状を聞いた。 上毛新聞社の男性記者がコロナ感染 経験ない喉の痛みで対策に重要性を実感 －7波を受けて、医療機関はどのような状況になっているか。 大局についてはこれまでと変わらない。しかし、医療従事者の疲労感と、人手不足は、これまで以上に深刻だ。世間が夏休みやお盆で休んでいる期間であっても昼夜問わず発熱患者に対応しており、院内クラスターを絶対に防ぐために神経をすり減らしている。また、感染者数が増えるに従って出勤できない医療従事者も増えた。残された職員は通常よりも多くの業務量を担っている。 こうした要因が合わさって、多くのコロナ患者を受
