「牛乳は骨を丈夫にする」この説はどこから来たのか調べてみました。 これは昭和28年(1953年)に、兼松重幸氏が発表したデータによるものでした。 方法は、成人男子4人に4日間、牛乳、小魚および菜物を食べてもらい、それぞれのカルシウム吸収率をはかりました。 その結果、牛乳は他の食品に比べて、血中のカルシウム濃度を急激に上げたので、牛乳=骨によい、となったわけです。 牛乳を飲むと血中のカルシウム濃度は確かに急激に上がります。だからといって、「骨によい」につながるわけではありません。 人間は、血液中にカルシウムが11㎎/cc以上になると拒絶反応を起こします。 ですから、体は増えすぎたカルシウム濃度を下げるため、まずはカルシウムを排泄してしまうのです。しかも、その際、他のミネラル成分も一緒にです。それから血中に必要なカルシウムやミネラルを送り込むため、骨を溶かして調整するのです。 急激なカルシウム
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