いやまあタイトルで大体いい終わってるのだけど、意外とクローズアップされてなくてそのせいで変なこと言う人も多いなと思って。 順に話すと、まずアウトバウンドマーケティングは情報入手がマスメディアという企業都合一方通行媒体に限られてた時代は通用したのだけど、インターネットというユーザー都合双方向媒体の出現によって終わりつつあると。 で、こうなると企業はインターネットの中でいかに評価されるかという基準で行動せざるを得ず、結果としてインバウンドマーケティングが主流になりつつある。つまり、消費者に対して誠実に、消費者にとって価値がある情報を添えるなどして、耳目を集めつつ商品をよく評価してもらおうというやり方ね。 この誠実にというところが見落とされがちだけどとても重要。なぜなら消費者はアウトバウンド時代みたいに企業が与えた恣意的な情報でのみ判断するわけでなく、比較サイトとか評価サイトとかであまねく情報を
従来のマーケティング手法は、よく言われるように企業から人々に向けて一方的に行ってきた。そして新商品の発売やキャンペーンなど、企業側がマーケティングをしたいタイミングに合わせて、伝えたいメッセージをさまざまな方法でターゲットとなる人々に伝えてきた。これらがいわゆるアウトバウンドなマーケティングである。 それに対してインバウンドマーケティングとは、何かを知りたい、調べたいと思った人が、その流れの中で企業を見つけてやってくる、というイメージだ。インバウンドマーケティングのソフトウェアを開発・販売するHubSpot(ハブスポット)の本社があるボストンエリアでは、下り電車のことを「outbound」といい、上り電車のことを「inbound」という。中心から離れていくほう、近づいてくるほう、とすればイメージがつきやすいだろう。 なぜ、インバウンドマーケティングは注目されているのか、その背景にあるのは、
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
今回は前置きナシで行きます! 今、マーケティング関連のサイトをうろついていると必ず目にするフレーズ「インバウンドマーケティング」。 早速ですが、インバウンドマーケティングとはなにか?自分なりの解釈をちょっと書いてみます。 * まず、従来の「不特定多数」を相手にした情報発信型の広告キャンペーンが「アウトバウンドマーケティング」です。 これは企業が投資することによって認知を得る、いわばセールスプロモーションの王道。 ただし、これだとお金をたくさん持っている企業のほうが圧倒的に有利ですよね。 もっと大げさに考えると、消費者は企業によってコントロールされていると言っても過言ではなく。。。 それとは逆に、WEBやSNSを使って、最初から購買意欲の高い「見込み客」を自社サイトに引っ張ってくるのが「インバウンドマーケティング」です。 企業がお金を使って消費者を探し求めるのではなく、消費
インバウンドマーケティングを説明する前に、「アウトバウンドマーケティング」に触れておきましょう。 HubSpotの考え方としては、従来のマーケティング、つまり(企業からメッセージを送り出す)アウトバウンドマーケティングはもう徐々に機能しなくなっています。消費者たちはますます広告やダイレクトメールやありふれたセールス文句に耳を傾けなくなり、それらを避けようとします。インターネット広告をクリックする人はどんどん少なくなっていますよね。 では、企業はどうすればいいのでしょうか。 消費者の行動に目を向けると、「問題や必要なものがあるときに、ネットで検索して解決しようとする」という行動は、今や彼らにとって当たり前のことになっています。 HubSpotではこの点に注目して、消費者にとって有益で魅力的なコンテンツをインターネット上で提供することによって、見込み客をまるで磁石のように自分のサイトに惹き付け
インバウンドマーケティングの構造 インバウンドマーケティングの構造は、3ステップで考えると理解しやすい。まずは、自社のWebサイトを見つけてもらい、トラフィックとして呼び込むステップ。2つ目は、Webサイトのコンテンツによって来訪者から一定の期待を得て、リードとして獲得するステップ。この2つが通常言われるリードジェネレーションのプロセスとなる。3つ目は、獲得した(ゆるい)リードの自社に対する信頼を高め、併せて、購買に向けた動機付けを行なっていくリードナーチャリングのステップだ。そして、この後に実際の購入に結びつけるクロージングプロセスが待っている。 これらが基本となり、1回買ってくれた顧客を維持する、あるいは、リピート購入を促すためのプロセスなどを、各社の状況に応じて追加していく形となる。以下、それぞれについてもう少し詳しくみていこう。 見つけられる まずは最初のステップである「見つけられ
TOP > オウンドメディア「Six Apartブログ」の運営の実態を、INBOUND MKTG 2013でお話しました こんにちは、シックス・アパートの関です。今週月曜に、インバウンド・マーケティングのセミナー「INBOUND MKTG 2013 TOKYO」のパネルディスカッションに呼んでいただいたので、Six Apartブログの内情を包み隠さずお話してきました。 なおインバウンド・マーケティングとINBOUND MKTG 2013 TOKYOについては、火曜に公開したブログ記事インバウンド・マーケティングはメソッドではない。「考え方」であるをご覧ください。 社員の自社製品への愛情や、業界知識を活用 Six Apartブログの立ち上げにまつわる過程と思いについては、実際に立ち上げのときの内容を初代編集長が綴った人に読まれて育てる企業オウンドメディアのはじめ方~Six Apart ブログ
ブログサービス「マーケター通信」をご利用の皆さまへ 平素はITmedia マーケティングをご愛読いただき、誠にありがとうございます。 当サイトではこれまで、関連ブログサービスとして「マーケター通信」を長年にわたり運営してまいりましたが、全体的な利用の減少を鑑み、2020年9月30日にサービスを終了させることになりました。 このような結果になり残念ですが、何卒ご理解いただけますと幸いです。これまでご利用いただきましたことに対し、あらためてお礼申し上げます。 尚、ITmedia マーケティングは従来通り更新を続けますので、引き続きよろしくお願いいたします。 サービス終了までのスケジュール、および、これまで登録していただいたブログ記事の取り扱いにつきましては、以下の記載をご確認ください。 スケジュール 2020年9月25日(金)
高広伯彦: コンサル&顧問業,大学院特任教授,登山ガイド,エンジェル投資家,京大博士 @mediologic 【ツイ塾】1/ 「インバウンドマーケティング」とは、従来のテレビCMやDM、コールドコール、展示会などとの「アウトバウンドマーケティング」の対概念である。自ら人々に訴えかける従来マーケティングに対し、人々がこちらに来てくれるようにするマーケティング概念である。 2012-08-24 00:35:03 高広伯彦: コンサル&顧問業,大学院特任教授,登山ガイド,エンジェル投資家,京大博士 @mediologic 【ツイ塾】2/ インバウンドマーケティングは広義と狭義にとらえることができる。狭義にはSEOやソーシャルメディアを駆使し、コンテンツを作ってトラフィックを集めること。しかし、本当は来てくれた顧客の育成まで含めた、広義の理解のほうが正しい。 2012-08-24 00
TOP > 「コンテンツマーケティングとは、恋愛戦略である」〜インフォバーンが語る、人を惹きつけるコンテンツ、7つのポイント こんにちは。マーケティング担当の伊藤大地です。 最近、マーケティング関連情報を追っかけているとよく聞くのが、「コンテンツマーケティング」という言葉。「良質な情報を発信して集客し、云々」などと説明されていますが、「良質な情報って、んな簡単にそれが発信できたら苦労しないわ!」と思うこともしばしば(笑) そんな折、足を運んだセミナーで、インフォバーン コンテンツ部門/執行役員&部門長の成田幸久さんによる、コンテンツマーケティングのプレゼンテーションが大変、参考になったので、ご紹介したいと思います。 「コンテンツマーケティングは恋愛戦略である」。と成田さんはまずはじめに言います。もう、「顧客と企業が云々」というこれまで何度も目にした説明がぶっ飛んでしまうくらい、インパクトが
第1回 なぜ、今、インバウンドマーケティングなのか:【連載】基礎から理解するインバウンドマーケティング(1/2 ページ) 企業や消費者の購買行動の変化、および、売る側に求められる変革の圧力という観点から、いま、インバウンドマーケティングが注目される背景を考察する。 購買行動が変わった 昨今、日本国内においても「インバウンドマーケティング」という言葉を目にする機会が増えてきた。Googleで同ワードを検索すると、インバウンドマーケティングについての定義やその手法がさまざまに論じられている。これと言った決まった定義があるわけではないのでどれも正解なのだろうが、概して、「顧客から見つけられること」「顧客を引きつけること」が主軸になるところに異論はないだろう。筆者なりの定義は後にまわすとして、まずは、なぜ今、こんなにも注目されているのかを考察したい。 インバウンドマーケティングが注目されている背景
ユーザーに届ける価値を徹底的に追求する マーケティングを提供します © Copyright 2022 バズ部. All rights reserved. 社会経済の仕組みはやテクノロジーは時代ごとに変わる。 それに伴い、効果的なマーケティングやセールスの手法も変わる。 例えば、1900年代前半は、雑誌や新聞広告が効果的だった。その後、テレビやラジオが登場して雑誌や新聞よりも効果的な広告媒体として地位を確立した。その後、電話も普及し、どの会社でもテレマーケティングを開始した。 このように、効果的なマーケティング手法は時代ごとに変わっていく。 その中で、あなたのビジネスを成長させるためには、最適なツールと戦略を選択することが重要だ。そのためには、マーケティングという大きな概念を俯瞰的に見るという視点が必要になる。 そうすれば、時代に合った手法を選択して、あなたのビジネスを大きく成長させることが
「アメリカで注目を集めている“Inbound marketing”とは何か(4)」はこちら Inbound marketingを理解する4つのポイント Inbound marketingが非常に現代的なマーケティングなのは、誰もがすでに普通に行っている情報行動=「検索」から始まっている点だ。従来型のマーケティング、とりわけAIDMAやAISASのような購買行動プロセスは「振り向かせる」ところからスタートするのに対し、自分たちがターゲットとする人々が興味を持つようなコンテンツを配備し、検索行為が行われたときにそれらを「見つけられる=get found」されるようにするという考え方は、検索やソーシャルメディアといったユーザー主導型のプラットフォームが増えている時代のマーケティング手法としてもっとも注目したいポイントである。 ポイント1/機会を買うか、機会を作るか もともと「広告」と呼ばれるもの
「アメリカで注目を集めている“Inbound marketing”とは何か(3)」はこちら 顧客化までのプロセスを設計するのがInbound marketing 前回までの3回の記事では、Inbound Marketing Summit 2012 San Franciscoの様子について書いたが、きっと読者にとってもInbound marketingとはなんなのか? そして今なぜ注目されているのか? についてはまだまだわからないかもしれない。そこで今回はそれらを紐解いていきたいと思う。 Inbound marketingは、ある一つのプラットフォーム/メディアや、ある一つの手法を表すものではない。まずこれを理解しておく必要がある。Inbound marketingに含まれるものをざっと書けば、SEO、Web PR、ソーシャルメディアマーケティング、CMS、コンテンツ制作、ブログ、ランディン
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