不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 これはUCD(User Centered Design)の話にもすこし関連すると思いますが、マーケティングでいうところのニーズという言葉とウォンツという言葉は使い分けたほうがいいと思います。 ニーズには顕在的なものと潜在的なものがある「必要性」と「欲求」という意味で使い分けることももちろん大事なのですが、もう1つの理由としては、ウォンツが「欲しい」という欲求であると定義されるかぎりにおいて必ず顕在的であるのに対して、ニーズには顕在的な必要性だけでなく、その人自身も気づかない潜在的なニーズもあるという意味において、両者を使い分けておくことが必要だろうと思っています。 この違いはマーケターなり商品やサービスの開発者なりが、顧客理解を行う際に重要な違いとして現れてきます。 つまり