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ブックマーク / accessible-usable.net (9)

  • ウェブデザインとは情報設計である (情報アーキテクチャへのイントロダクション) | Accessible & Usable

    公開日 : 2005年6月17日 (2021年1月31日 更新) カテゴリー : 情報設計 (IA) 「デザイン」とは何でしょうか?話をしていると「外観や質感の良し悪し」という意味で「デザイン」という言葉が使われることが多いように感じます。 もちろんデザインによる成果物は、結果的に、モノの外観や質感をよくすることになることが多いのですが、ことウェブサイトのデザインという観点で考えると、それだけでは不十分であることに、留意する必要があります。 もともと英語の「design」という言葉には、設計する、策定する、考案する、計画する…といった意味が含まれています (参照 : アルク 英辞郎 on the WEBの「design」の検索結果)。となると、「ある目的や意図のために、無秩序状態から秩序を作り出したり、混沌とした状態を整理したりすることで、興味を喚起して人を動かすこと (そのための施策や技

    ウェブデザインとは情報設計である (情報アーキテクチャへのイントロダクション) | Accessible & Usable
  • ひとつのページに同じラベルのリンクが複数存在する場合 | Accessible & Usable

    公開日 : 2009年10月8日 (2018年1月20日 更新) カテゴリー : アクセシビリティ / 情報設計 (IA) Webページには、共通ラベル(同じ文言)を持ったリンクが複数存在し、かつ、これらのリンクの飛び先が異なることがあると思います。主に、同じ粒度の情報が一覧表示されていて、「続きを読む」「詳しく見る」といった類のリンクがあるケースです。 たとえば下記に図示した例では、製品の特長の一覧ページに同じラベルのリンク(詳しくはこちら)が並んでいて、かつ各々のリンク先が異なっています(株式会社ニコンのサイトより)。 このように、同じ文言で飛び先の異なるリンクが存在するケースでは、<a>要素にtitle属性を付けて、より具体的な(ユニークな)情報を補足的に記述すると良いでしょう。その理由は、主に音声読み上げツールを使用している視覚障害者ユーザーに対して、多少なりともアクセシビリティを

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  • ユーザビリティは前例主義であるべきか? | Accessible & Usable

    公開日 : 2009年8月23日 (2011年1月11日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ 一般的に、ユーザビリティを意識してユーザーインターフェース(UI)を設計する際には、前例(慣習)に従うのが良いとされることが多いです。これには理由があって、ユーザーの頭の中で構築されたメンタルモデルに適合しやすいからです。 慣習(広く受け入れられ確立した技術や解決法)を無視して、無駄に同じようなものを考えたり作ってしまうことを「車輪の再発明(reinventing the wheel)」と皮肉を込めて言うことがあります。車輪の目的(輸送用のツールなど、接地した状態でモノを動かす)を達成するために、車輪よりも優れた形状のパーツを新しく発明することは難しいわけで(実質不可能)、優れた慣習はそのまま流用した方が良いことを示すたとえとしてよく聞かれます。 もちろんその一方で、前例(慣習)に倣うだけでは

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  • 「マシンリーダブル」を意識する-Website Usebility info-

    公開日 : 2009年1月9日 (2013年2月27日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ / アクセシビリティ 「マシンリーダブル (machine-readable)」という言葉をご存知でしょうか? 「マシン (=人間ではない、テクノロジーによって作られたシステムやツール) が、情報を認識したり解釈したりできる」ことを意味する言葉ですが、Web サイトを構築したり、Web コンテンツを発信したりするうえで、極めて重要で不可欠な概念です。 Web を利用するのは「人間」なのに、なぜ「マシンリーダブル」という概念が重要なの?...と訝しがられるかもしれませんが、実際に人間 (ユーザー) がどう Web を活用するのか、を考えると、この概念の重要性を理解できると思います。 あらゆる Web コンテンツはユーザーエージェントを介してユーザーに届く Web の場合、「マシンリーダブル」の「マ

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  • ニールセン/ノーマンによるユーザーエクスペリエンスの定義 | Accessible & Usable

    公開日 : 2009年8月19日 (2018年1月20日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ 当サイトのコラム記事「ユーザーエクスペリエンスとは?」で、ユーザーエクスペリエンスとはどういう概念かを、できるだけ平易に説明してみましたが、今回はもう少し権威のある、ちょっとアカデミック(?)な定義をご参考までにご紹介したいと思います。 そもそも「ユーザーエクスペリエンス(UX)」という概念は、認知心理学者で、米国アップルコンピュータ(現アップル)の「ユーザーエクスペリエンスアーキテクト(user experience architect)」としても活躍していたD.A.ノーマン博士が、「ヒューマンインターフェイス」や「ユーザビリティ」よりも幅広い概念を示すために造語したものが由来とされますが、彼がWebユーザビリティの第一人者と言われているJacob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)氏と共

    ニールセン/ノーマンによるユーザーエクスペリエンスの定義 | Accessible & Usable
    chaws2004
    chaws2004 2009/09/14
  • 短期記憶と長期記憶 | Accessible & Usable

    公開日 : 2008年5月1日 (2011年1月11日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ 人間の記憶には、短期記憶と長期記憶の2種類があると言われています。いずれも認知心理学の用語ですが、Webサイト(ホームページ)をデザインするうえで、知っておくと良い知識です。簡単に説明すると、以下のようになります。 一見して瞬時に理解し記憶すること。 ただし、長い間保持することができない記憶である(せいぜい、数十秒間で記憶から消えてしまう)。心理学者G.A.ミラー氏による研究によると、人間が瞬時に記憶できるのは7つまたはその前後2つまで(つまり5から9程度)の情報であるとされている。これは「マジックナンバー7」と呼ばれている(ご参考:マジックナンバー7とメニューの数)。

    短期記憶と長期記憶 | Accessible & Usable
  • アフォーダンスを意識する | Accessible & Usable

    公開日 : 2006年8月20日 (2011年1月11日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ アフォーダンス(affordance)という言葉を聞いたことはありますか?「〜を提供する」「〜を利用可能にする」という意味の英語「afford」の名詞形ですが、ユーザーインターフェース設計の世界では、モノの属性(形状、材質、色など)がヒト(ユーザー)に対して「どう取り扱えば良いか」という情報を発している、という考えかたのことをいいます。 たとえば、(無意識にですが)皆さんこんな経験があるのではないでしょうか? ドアノブ(取っ手)の形状を見て「押して(あるいは手前に引いて)開けるもの」なのか「横にスライドさせて開けるもの」なのかを識別する。 ダイヤルを見て「回すもの」だと認識する。さらに、回す部分の形状や大きさによって「つまんで回すもの」なのか「握ってまわすもの」なのかを識別する。 スイッチの形

    アフォーダンスを意識する | Accessible & Usable
    chaws2004
    chaws2004 2009/05/14
    モノの属性(形状、材質、色など)がヒト(ユーザー)に対して「どう取り扱えば良いか」という情報を発している
  • 別ウィンドウを開くことの是非|ウェブユーザビリティ向上を支援するWebsite Usability Info

    (2012年1月28日追記) この記事内容をアップデートした記事を、別途公開しました。「別ウィンドウを開くことの是非 (その2)」をご参照ください。 Webサイトを制作していると、<a href="xxx" target="_blank"> などとマークアップして、リンク先ページを別ウィンドウを開くようにしたいと思うことがあるでしょう。たとえば、以下のようなケースです。 別サイトにリンクする場合 (できれば 別サイトを回遊した後、自サイトに戻ってきてもらいたい) 開いたページであれこれ操作が予想され、その間、元ページは残しておきたい場合(ブラウザの [戻る] ボタンではすぐに戻れないケースなど) お気持ちはよくわかるのですが、ユーザビリティやアクセシビリティの観点で考えると、リンクは別ウィンドウを開くべきではないと考えます。理由は、以下の通りです。 初心者ユーザーやシニアユーザーは、別ウィ

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  • バナーブラインドネス | Accessible & Usable

    公開日 : 2009年2月5日 (2011年1月11日 更新) カテゴリー : ユーザビリティ / 情報設計 (IA) バナーブラインドネス(banner blindness)という言葉をご存知でしょうか?直訳すると「バナーを視認できない」という意味になりますが、より端的に言うと、Webサイト(ホームページ)上のユーザー行動において、「バナー画像がユーザーに無視される」現象を言い表した言葉です。 よく、リンクをバナー画像にするケースがありますよね(あるサイトから、特別なサイトに飛ぶ場合など)。サイト運営側としては、リンクを(テキストではなく)見栄えの良いバナー画像にすることで、よりアピールできるはず(クリックを誘発できるはず)、と考えがちです。 ところが、様々なプロジェクトでユーザビリティテストを実施してみると、せっかく労力をかけて作ったリンクバナーが、ユーザーにまったく見られないケースが

    バナーブラインドネス | Accessible & Usable
    chaws2004
    chaws2004 2009/05/14
    ただバナー画像であるというだけで「自分と無関係な広告」だと解釈(誤解?)されてしまうことが多い
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