東京電力福島第一原発の事故をめぐり、業務上過失致死傷などの容疑で告訴・告発を受けて捜査している検察当局が、内閣府原子力安全委員会(昨年9月廃止)の班目(まだらめ)春樹・元委員長から任意で事情を聴いたとみられることが分かった。すでに東電の勝俣恒久・前会長らの聴取も進めており、年度内にも立件の可否について結論を出すとみられる。 班目氏は2010年4月に委員長に就任。11年3月11日の事故直後、現場に向かう菅直人首相(当時)のヘリコプターに同乗するなどして対応や住民の避難について助言。同月23日には放射性物質の拡散について試算を公表した。 検察当局は原子力安全規制についての安全委員会の議論が適切だったかや、事故後の対応に遅れがなかったかについて班目氏に説明を求めたとみられる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽
平成25年2月3日 東京電力株式会社 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃
【多田敏男】福島第一原発周辺で働く除染作業員に税金から支払われる「危険手当」が中抜きされている問題で、環境省が厚生労働省や作業員から多くの不払い情報を得ながら放置していたことが分かった。悪質業者が排除されず被害拡大を招いた可能性がある。 元請けのゼネコンに下請けが連なる多重請負のなか手当が中抜きされる問題は、朝日新聞が昨年11月5日に報じた。当時の長浜博行環境相は「重大な決意で臨む」、三井辨雄厚労相は「労働基準監督署で厳しく是正指導したい」と表明。指導強化を受けて厚労省福島労働局は11月26日、環境省福島環境再生事務所に1業者の不払いを確認したと通知した。 だが、環境省は「断定できる情報ではない」として調査しなかった。12月上旬にはこの業者を下請けで使ったゼネコンから「不払い事例があった」と自主的な報告があったが、「すでに改善された」と放置。1月9日には厚労省から新たに7業者について通
東京電力福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷容疑などで刑事告発されている内閣府原子力安全委員会(廃止)の班目(まだらめ)春樹・元委員長(64)について、検察当局が任意で事情聴取したことがわかった。 同様に告発されている事故時の東電トップらの聴取も進んでおり、検察は早ければ3月にも立件するかどうか判断するとみられる。 班目元委員長は、2011年3月11日の事故直後から首相官邸や原発で菅首相(当時)らに事故の対処法や避難範囲などを助言。同23日には、放射性物質の拡散を予測する「SPEEDI(スピーディ)」を使った拡散状況の試算を公表した。 これに関し、告発状は「試算の公表が遅く、多数の住民を被曝(ひばく)させた」としたほか、「安全委員長として津波対策を怠り、事故を招いた」と指摘している。
原発事故に伴う榛名湖(群馬県高崎市)のワカサギの放射性物質検査をめぐり、榛名湖漁業協同組合(野口正博組合長)は2日、合同協議を行い、昨年度に続き、釣りを解禁しないことを決めた。 1日に県が発表した検査結果で国の規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことと、湖面の凍結が条件を満たしていないことを理由とした。 同漁協は2日午前9時から榛名湖の氷厚を計測し、解禁の必須条件となる氷厚15センチ以上の基準を満たしているかを確認した。 その結果、湖面の凍結が一定でなく、解禁条件を満たしていなかったという。 また、検査用に採取したワカサギ4匹から国の規制値(1キロ・グラムあたり100ベクレル)を上回る1キロ・グラムあたり340ベクレルの放射性セシウムが検出されたことから、ワカサギを持ち帰らないことなどを条件に解禁しても、客の入りが見込めないと判断したという。 解禁を見送ったことについて、同漁協は「ワカ
check_genpatsu [News] 47NEWS|敦賀原発活断層報告書案を漏えい 原子力規制庁審議官、更迭 http://t.co/lFPX8LNV #genpatsu #原発 at 02/02 02:03 check_genpatsu [News] 47NEWS|福島原発、構内地面に「キケン」 事故直後の写真2千枚公開 http://t.co/1zVcYDmT #genpatsu #原発 at 02/02 02:03 check_genpatsu 原子力安全基盤機構|採用情報「平成26年度新卒採用 募集要項」を掲載しました。 http://t.co/hVXKc0vB #genpatsu #原発 at 02/02 03:21 check_genpatsu [News] 47NEWS|敦賀原発断層調査の報告原案漏えい 規制庁審議官が日本原電に http://t.co/Vt1eI0AF
東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業に暴力団組長が作業員を違法派遣したとされる事件で、派遣を受けていた山形県の土木建設会社の男性幹部が、読売新聞の取材に応じ、「(相手が)暴力団組長であることは警察に言われて知った。現場で暴力団関係者を見抜く方法はない」と訴えた。 組長は、東日本大震災の復興事業に作業員を派遣し、ピーク時月約100万円の利益を得ていたと県警はみており、さらに金の流れの解明を進めている。 暴力団組長は、指定暴力団住吉会系組長の荒井好憲被告(40)(山形県東根市、労働者派遣法違反で起訴)。昨年11月、作業員3人を同社に無許可で派遣、発注元の福島県伊達市で除染作業に従事させたとして、労働者派遣法違反容疑で逮捕された。これまでの調べで、今年1月までに暴力団関係者を含む約10人を派遣していたとみられる。
気温の上昇で、氷上には水が浮いていた=2日正午過ぎ、高崎市榛名湖町 群馬県高崎市の榛名湖で先月採取されたワカサギから国の基準(1キロあたり100ベクレル)を超す1キロあたり340ベクレルの放射性セシウムが検出されたため、榛名湖漁業協同組合は2日、理事会を開き、今季の氷上ワカサギ釣りの解禁見送りを決めた。榛名湖のワカサギ釣りは福島第一原発事故後、解禁できないままだ。 群馬県は、やはり基準を上回る前橋市の赤城大沼と同様に釣った魚の回収を条件に解禁可能としていた。しかし、榛名湖漁協は氷が緩み始めて氷上で釣りができる日数が残り少ないこともあり、解禁見送りを決めた。気温が上がった2日、氷上には水が浮いていた。 理事会終了後、野口正博組合長は「秋には何とか復活させたい」と述べ、9月のボート釣り解禁を目指す考えを示した。 関連リンク群馬県のニュースは地域情報ページでも
爆発後の福島第一原発3号機の原子炉建屋=2011年3月15日撮影、東京電力提供福島第一原発2号機原子炉建屋の上部にある開口部付近から白煙が立ち上っていた(中央)=2011年3月15日撮影、東京電力提供福島第一原発の海側の様子、津波の影響でクレーンと見られる構造物が大破していた=2011年3月17日撮影、東京電力提供福島第一原発3号機の原子炉建屋から出る黒煙=2011年3月21日撮影、東京電力提供福島第一原発1号機の原子炉建屋付近で見つかった高線量ガレキ。注意を呼びかける「キケン」の文字が記されていた=2011年3月31日撮影、東京電力提供 東京電力は1日、東日本大震災発生直後の2011年3月15〜4月11日にかけて撮影された福島第一原発構内の未公開写真2145枚を公表した。水素爆発直後の3号機原子炉建屋や津波で散乱したがれき、4号機への緊急放水の様子などが写っている。 東電は社員や協力
九州でも発電所やコンビナートなどのエネルギー施設は、地震や津波の被害を受けやすい沿岸部に集中している。海岸線に沿った国道や鉄道も多い。こうしたインフラが大きな被害を受ければ暮らしへの影響は甚大だ。自治体や企業は対策の見直しを迫られている。 【特集】インフラリスクのページはこちら 大分・別府湾の埋め立て地。白煙を上げる煙突や円柱状の建物は火力発電所や、石油、液化天然ガス(LNG)の貯蔵タンクだ。大量の石油やガスが集積している「石油コンビナート等特別防災区域」は九州・沖縄に17カ所あるが、大分市沿岸部は九州有数の規模を誇る。 なかでも九州電力新大分発電所は、最大出力229万5千キロワットの九州最大の火力発電所だ。玄海(佐賀)、川内(鹿児島)の両原発が停止している現在、九州の発電の主力を担い、フル稼働している。 だが、南海トラフでマグニチュード(M)9・1クラスの巨大地震が起きた場合の国の
東北電力によりますと、震度5弱を観測した青森県の東通村にある東通原子力発電所では、今のところ、設備に異常は確認されていないということです。 また、周辺の放射線量を測定しているモニタリングポストの値にも変化はないということです。
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