東京電力は16日、福島第一原子力発電所のタンクに設けた漏水防止用のせきのうち7か所で、台風18号の大雨で水位が高くなったため、緊急措置として、排水弁を開いて雨水を海に流したと発表した。 東電がせきの水を海に放出したのは初めてで、放射性物質の濃度を調べたところ、すべて法定基準以下だったという。 東電によると、海に流した水の放射性ストロンチウムの濃度は、最大で1リットルあたり24ベクレルで、国の放出基準(同30ベクレル)より低いという。水は排水路を通じて原発の港湾外に流した。東電は「雨水をためたままだと、タンクから汚染水が漏れた時に見つけられないため」と説明している。
【ウラジオストク=西村大輔】ロシア極東ウラジオストク近郊の船舶修理工場で16日朝、修理中の原子力潜水艦「トムスク」から出火し、消防艦2隻が出動するなどして消火にあたった。原子炉は停止中で、損傷や爆発の可能性はないとみられる。今のところ放射線漏れは確認されておらず、乗組員は全員避難して無事だったという。イタル・タス通信などが伝えた。 トムスクは太平洋艦隊所属の原潜で、2000年に北極圏バレンツ海で沈没して118人が死亡した「クルスク」と同型艦。艦内部で溶接工事中に煙が上がったといい、外壁と内壁の間が火元とみられている。 最新トップニュース
関西電力は15日深夜、国内で唯一稼働していた大飯原発4号機(加圧水型軽水炉、出力118万キロワット)の発電を停止し、今月2日の3号機(同)に続き定期検査に入った。16日未明に原子炉を停止する。東京電力福島第1原発事故の影響で、国内の原発が次々と長期停止に陥る中、大飯3、4号機は昨年7月、暫定的な安全基準を判断材料に運転再開したが、法定上限となる13カ月間の営業運転を経て順次止まり、国内は約1年2… [記事全文]
関西電力は15日、定期検査のため福井県の大飯原発4号機の発電を停止した(時事ドットコムの記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 CHUNICHI Webの記事、 TOKYO Webの記事)。 大飯原発4号機では15日夕方から出力を下げる作業が開始され、午後11時に送電を停止。16日午前1時33分に原子炉が完全停止したとのこと。全国計50基の原発がすべて停止するのは1年2か月ぶり。今年は原発がすべて停止したままで冬を迎える見込みで、供給力が不足する可能性もあるとのことだ。
台風18号の接近に伴い、東京電力福島第一原子力発電所では、大雨の影響で一部のタンク周辺の囲いにたまった雨水について、放射性物質の濃度が海への排出基準を十分に下回っているとして、排水溝を通して海に放出する措置をとりました。 台風18号の接近に伴って、福島第一原発では雨や風が強まり、4号機の山側に設置された2か所のタンクの囲いでは、中の水の量が急速に増え、周囲にあふれ出るおそれが出てきました。 東京電力が2か所の水について、ベータ線という種類の放射線を出す放射性物質の濃度を調べたところ、1リットル当たり2ベクレルと8ベクレルで、このうちストロンチウムは半分程度とみられ、海への排出基準の30ベクレルを十分下回っているとしています。 このため、東京電力はタンク自体からの汚染水漏れはなく、雨水だけがたまっていると判断し、16日午後0時40分すぎに、囲いの中にたまった水を排水溝を通して海に放出する措置
関西電力の大飯原子力発電所4号機(福井県、出力118万キロワット)が15日午後11時、定期検査のため運転を停止した。1年2カ月ぶりに国内の原発50基がすべて稼働しなくなった。政府は原発ゼロを前提に冬の電力需給見通しを立て、今冬に企業や家庭に節電を要請する。関電は2日に停止した3号機に続き、15日の午後に4号機の出力を止めた。国内の原発は東日本大震災後に相次いで運転を停止し、2012年5月に42
東京(CNN) 日本国内で唯一稼動していた関西電力大飯原発4号機が定期検査のため16日までに運転を停止し、全国50基のうち稼動する原発がゼロになった。 東京電力福島第一原発事故の後、日本では原発やその管理体制に対する疑念が強まり、昨年5月には北海道電力泊原発3号機を最後にいったん50基すべてが停止した。その後、電力不足への懸念から大飯原発の3、4号機の再稼動が認められていた。3号機はすでに今月初めに運転を止め、定期検査に入っている。 福島第一原発の事故が起きる前、日本は総発電量の30%を原子力発電でまかなっていた。原発停止により化石燃料の輸入が増加している。 一部の原発については再稼動に向けた安全審査が進んでいるが、稼動時期などは確定していない。
福島県大熊町の東京電力(TEPCO)福島第1原発で、放射性物質で汚染された水が漏れたタンクの解体作業を行う東京電力職員ら(2013年9月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/TEPCO 【9月16日 AFP】日本国内で唯一稼働していた福井県の関西電力(KEPCO)大飯原発4号機は15日、定期検査のために原子炉の停止作業を開始した。原発反対の世論が強いなか、再稼働の目処は立っていない。 関西電力によれば、15日午後4時40分から出力を徐々に下げ始め、16日未明に完全停止する計画。 日本国内で稼働する原発がゼロになるのは、2011年3月の東日本大震災で福島第1原発がメルトダウンして以降、これが2度目。原発事故以前は、日本の電力供給の約3分の1が原子力で賄われていた。 安倍晋三(Shinzo Abe)首相は原発推進を明言しているが、国民はまだ安全性に疑問を抱き、再稼働に反対する声が多い。(c)A
東京電力は14日、8月19日に発見された福島第一原発構内H4エリアの地上タンクからの汚染水漏えいに関し、H4エリア周辺に設置した観測孔 E-1で13日に採取した水から150,000Bq/Lのトリチウムが検出されたことを発表した( 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報41)、 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報37)、 MSN産経ニュースの記事、 朝日新聞デジタルの記事、 YOMIURI ONLINEの記事)。 観測孔 E-1では8日から水の採取・分析を行っており、8日採取分は4,200Bq/Lだったが、9日採取分は29,000Bq/L、10日採取分は基準値を上回る64,000Bq/Lとなり、その後も上昇を続けていた。一方、観測孔 E-2から採取した水のトリチウム濃度は数百Bq/L程度となっている。東京電力ではタンクから漏
東京電力は、福島第一原子力発電所の汚染水を貯蔵するために必要なタンクの容量が、最悪の場合、2016年度末には160万トン、20年度末には330万トンに上るとの試算を公表した。 13日に開かれた政府の「汚染水処理対策委員会」(委員長・大西有三京都大名誉教授)に報告した。16年度に80万トン分まで増設するという東電の計画の危うさが改めて明らかになった。 汚染水の増え方は、様々な対策の組み合わせのパターンで大きく変わる。試算では11のパターンについて解析した。その結果、建屋への地下水流入を防ぐ凍土壁は設置できず、港への流出を防ぐために設ける止水壁の内陸側で地下水をくみ上げて貯蔵する場合、最多になった。この地下水をそのまま保管すると貯蔵量が最大になってしまうが、浄化して海へ放出できれば貯蔵量は大きく減らせる。
台風18号の接近に伴い、福島県内は、これから雨と風が強まる見込みで、福島第一原子力発電所では、汚染水をためたタンク周辺の囲いにたまった雨水を近くのタンクに移すなど大雨で汚染水があふれないようパトロールを強化し警戒しています。 台風18号の接近に伴って、東京電力は福島第一原発の原子炉建屋の近くに設置された大型クレーンが強風で倒れないよう、おもりで固定したほか、高濃度の汚染水がたまっているタービン建屋の地下などに雨水が流れ込んであふれないようパトロールを強化しています。 このうち、300トン余りの汚染水が漏れた4号機の山側に設置されたタンクの囲いの中にたまった水を16日調べたところ、ベータ線という種類の放射線を出すストロンチウムなどの放射性物質が、1リットル当たり17万ベクレルと極めて高い値で検出されたということです。 このため、東京電力は囲いの中の水を近くのタンクに移すとともに、ほかのエリア
check_genpatsu / 原発行政・ニュースチェック [News] 産経新聞|大飯原発4号機、15日に定検入り 原発稼働ゼロで「負の連鎖」も http://t.co/ES09D0JTig #genpatsu #原発 at 09/15 01:18
国内で唯一運転していた福井県にある大飯原子力発電所4号機について、関西電力は、15日午後11時に定期検査のため発電を停止し、16日午前1時半すぎに原子炉を停止しました。 国内の原発は、50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止しました。 大飯原発では、3号機が今月2日、発電を停止し定期検査に入ったことから、残る4号機が国内で唯一、運転を続けてきました。 関西電力は、4号機について15日夕方から定期検査のため原子炉の出力を徐々に下げる作業を進め、15日午後11時に発電を停止しました。 この結果、国内の原発は、50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止しました。 4号機では、16日午前1時半すぎに原子炉を停止しました。 一方で、大飯原発を含む6つの原発の合わせて12基が、運転再開を目指しことし7月から原子力規制委員会の安全審査を受けていて、規制委員会は審査の期間について「半年
またもや「原発ゼロ」である。国内の50基中、唯一稼働していた関西電力の大飯原発4号機が、発電を停止して定期検査に入った。 稼働原発ゼロ状態は、昨年5月に北海道電力の泊原発3号機が定期検査で止まった後、7月に大飯原発3号機が再稼働するまでの2カ月間に続く再来である。国家レベルの異常事態としての認識が必要だ。 2年半前の東日本大震災で、定期検査を終えても再稼働ができない原発が増え続け、政権が民主党から変わった後も、その流れを改めることができないまま現在の状況に立ち至った。 福島事故を受けて原発全廃を宣言したドイツでさえ約半数の9基が稼働している。日本は、近隣国からの電力供給を受けられない。ドイツに比べてエネルギー資源も極めて乏しい。原発ゼロ状態はエネルギー安全保障上も非常に危うい状態だ。 今回の原発ゼロは前回より長引くだろう。7月に施行された原発の新規制基準に照らしての安全審査が、四国電力の伊
関西電力の大飯原子力発電所4号機(福井県、出力118万キロワット)が15日午後11時、定期検査のため運転を停止した。1年2カ月ぶりに国内の原発50基がすべて稼働しなくなった。政府は原発ゼロを前提に冬の電力需給見通しを立て、今冬に企業や家庭に節電を要請する。関電は2日に停止した3号機に続き、15日の午後に4号機の出力を止めた。国内の原発は東日本大震災後に相次いで運転を停止し、2012年5月に42
国内で唯一運転していた福井県にある大飯原子力発電所4号機について、関西電力は、15日午後11時に定期検査のため発電を停止し、16日午前1時半すぎに原子炉を停止しました。 国内の原発は、50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止しました。 大飯原発では、3号機が今月2日、発電を停止し定期検査に入ったことから、残る4号機が国内で唯一、運転を続けてきました。 関西電力は、4号機について15日夕方から定期検査のため原子炉の出力を徐々に下げる作業を進め、15日午後11時に発電を停止しました。 この結果、国内の原発は、50基すべてがおよそ1年2か月ぶりに運転を停止しました。 4号機では、16日午前1時半すぎに原子炉を停止しました。 一方で、大飯原発を含む6つの原発の合わせて12基が、運転再開を目指しことし7月から原子力規制委員会の安全審査を受けていて、規制委員会は審査の期間について「半年程度」とし
国内の原子力発電所で唯一稼働していた関西電力の大飯原子力発電所4号機(福井県おおい町、出力118万キロ・ワット)が15日深夜、定期検査のため停止した。 国内の原発50基がすべて停止するのは1年2か月ぶりだ。原子力規制委員会は現在、大飯原発3、4号機を含む4電力の6原発12基を対象に安全審査を行っており、安倍政権は安全性が確認できた原発の再稼働を認める方針だが、再稼働は早くても年明けになるとの見方が強まっている。 関電は15日午後4時40分から4号機の出力を下げ始め、同11時に送電を停止した。16日未明には原子炉が完全に止まる。 関電の豊松秀己副社長は15日午後、おおい町内で記者団に対し、「早期に審査を終え、地元の理解を得て再稼働させたい」と述べた。
関西電力の大飯原子力発電所4号機(福井県、出力118万キロワット)が15日、定期検査のため運転を停止した。国内で稼働する原発は1年2カ月ぶりにゼロとなる。再稼働に必要な原子力規制委員会の安全審査は順調に進んでも年末までかかる見通しで、東日本大震災後初めて原発ゼロで冬の電力需要期を迎える可能性が高まった。関電は2日に停止した3号機に続き、15日の午後に4号機の出力を止めた。原発は営業運転から13
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