レオナルド・ダ・ビンチによる名画「モナ・リザ」のモデル女性とみられる遺骨が発見されたと報道じられている(産経新聞、NHK)。 イタリアの調査チームは、「モナ・リザ」のモデルとする説のあるリザ・デル・ジョコンドの遺骨がフィレンツェのかつて修道院だった建物の地下に埋葬されているものと見て、2011年より発掘を行っていた。 いくつか発見された遺骨のうち、リザとみられるものが放射性炭素年代測定にて16世紀のものと確認されたため、調査チームはリザ本人にほぼ間違いないとしている一方、遺骨は損傷が激しくDNAによる特定は不可能で、証明は困難と考える専門家の声もある。 また、調査チームは、頭蓋骨から顔の復元を行うことでモデル説を検証するつもりだったそうだが、残念ながら肝心の頭蓋骨が見つかっていないという。 名画のミステリーはまだ残されたままのようだ。