組紐 ~第2章~ 線で表現したデザインが特徴 綾竹台(あやたけだい) 組紐を組むときに使う台は、紐の種類によってそれぞれ違いますが、平らな組紐を組むときに使用するのが綾竹台です。機織り機と同じように横に目が合う組み方で、帯締めや羽織紐などを組むことができます。 こちらの綾竹台は約40cm角の木枠の台で、矢羽根型の切込みを入れた板と、傾斜を付けて立てられた丸棒が付けられています。 経糸を矢羽根の板も丸棒の間にかけ、上下の経糸の間に緯糸を通し、ヘラで打ち込みながら組んでいきます。 先日ご紹介した丸台とは違い、引っ張っても伸びない、それでいてコシがあり頑丈で伸縮が少ない紐を組めるのが特徴です。 丸台の組紐についてはこちらでご紹介させていただきました。 綾竹台の組紐 綾竹耳耳遠州武田鞘型本金入り48玉 組紐は玉の数が多ければ多いほど複雑な模様を組むことが出来ます。こちらの組紐にはアクセントとして金