3分の演技時間のために青春の3年間をかける鹿児島実業高校 男子新体操部。 たとえ点数が出なかったとしても、「観客の笑顔が見れたら全て良し」 そんな愛すべき馬鹿野郎達によって汗と涙と魂を燃やして繰り広げられる全身全霊の悪ふざけ、ぜひ活目して御覧ください。 鹿児島実業が今のようなスタイルの新体操をするようになったのは、10年以上前の話。 最初は物珍しさと面白さで注目を集めたが、その実力には疑問の声がささやかれていた。 しかし、さまざまなバッシングを乗り越えて彼等は自分たちのスタイルを貫き通そうとした。 やがて、少しずつ彼等の行う「面白い新体操」はブランド化され、彼らのような新体操を行いたいと、名門ジュニアチームにいた選手すらも鹿児島実業の門をたたくようになった。 気づけば数年前までは団体演技を行うための6人すら集まらなかった鹿児島実業は3チームを作れるまでの大所帯の部活となり、その人