芦原妃名子さんの『セクシー田中さん』(撮影/写真映像部・和仁貢介) この記事の写真をすべて見る 人気漫画『セクシー田中さん』の作者である芦原妃名子さん(50)の訃報から1週間が過ぎた。亡くなる数日前のSNSの投稿内容から、芦原さんは同作のテレビドラマの脚本をめぐるトラブルに悩んでいたとみられている。『ホットマン』などを代表作にもつ漫画家・きたがわ翔さん(56)も、映像化された自身の作品に“違和感”を覚えたことがあるというが、なぜ原作漫画の“改変”は後を絶たないのか。きたがわさんや現役の漫画編集者に取材し、実態を探った。 【写真】「脅してくる人にだまされないで」と提言した超人気漫画家 * * * 「僕は、芦原さんが描いた『砂時計』のファンでした。人物描写が繊細ですごく才能のある作家さんだったのに。悲しみしかないです。同じ漫画家として、僕は芦原さんの味方ですが、今回のことは非常にセンシティ