19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺を舞台に、美しいお嫁さん=「乙嫁」たちの暮らしぶりや生活を丹念に描かれていることで、2014年度に『マンガ大賞』を受賞した森薫先生の『乙嫁語り』(ビームコミックス)。作中で豪華な衣装や布地、装飾品が綿密に描き込まれていることも魅力の一つに挙げられますが、「乙嫁」のひとりでもあるアミル・ハルガルの衣装を忠実に再現して『Twitter』などで話題となったコスプレイヤーがいます。 そのレイヤー・祭さんは衣装や装飾品を再現するために、ウズベキスタンなどを訪れ、現地の文化を研究。布地や糸を手染めし、装身具を3Dプリンターや彫金をして作るなど、見た目はアミルそのもの。モンゴルで敢行したロケでは、凛々しい馬上姿も披露しています。 『オタ女』では、そんな祭さんにインタビューを実施。『乙嫁語り』の魅力から衣装のこだわり、写真撮影時のエピソードまでお聞きしました。また、『