ロシアの国民車と呼ばれる「ラーダ」がエアバッグなど安全装置のない新車を販売する。西側の制裁のため友好国の部品だけを使用し、基本仕様も十分でない状況だ。 ◆ロシア国民車の新モデル、エアバッグはなくエアコンはオプション 12日(現地時間)の英スカイニュース・エクスプレスなどによると、ロシア国営自動車企業アフトワズ(AvtoVAZ)は今月初め、ラーダの最新モデル「ラーダ・グランタ・クラシック2022」の販売を開始すると発表した。1.6リットル4気筒エンジンを搭載したが、エアバッグ・アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)、車両安定性制御装置(ESP)、プリテンショナーシートベルトなどは含まれなかった。 これらはすべて重要な安全装置だ。エアバッグは車が衝突する時の衝撃から保護し、ABSは急ブレーキの際にタイヤがロックされる現象を防ぐために開発された特殊ブレーキ。ESPは自動車の横滑りを防ぎ、プリ
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