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  • 「杉田水脈氏を支持する人」や「ルカクをコンゴ系ベルギー人と呼ぶ人」は、自分の中にもいるのかもしれない。 - うさるの厨二病な読書日記

    LGBTには生産性がない」という言葉が批判されている、杉田水脈氏の主張を全文読んだ。主張の是非以前に論旨が混乱していて、何が言いたいのかよく分からなかった。 人は「切り取って批判するな」と言っているようだが、読んでも主旨が分からないので枝葉しか取り上げようがないのではないか、と思う。 全体としては、「LGBTには生産性がない」の言葉から想像したよりも、ずっととんでもないことを書いている、というのが感想だ。 こういった認識の人、内容以前にこんな支離滅裂な主張の仕方しかできない人間が国会議員である、という事実に暗い気持ちになる。 あくまで自分の個人的な意見に過ぎないので、気になる人は全文を読まれることをお薦めする。 彼女の主張以上に、こういう主張を積極的に支持する人、そして積極的に支持しないまでも容認する人がいることに怖さを感じる。そしてその数が自民党の支持層の中で少なくないからこそ、自民

    「杉田水脈氏を支持する人」や「ルカクをコンゴ系ベルギー人と呼ぶ人」は、自分の中にもいるのかもしれない。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2018/07/31
    自分の人生が上手くいかないと〇〇のせいだ、という。優勢論者の杉田氏やネトウヨなんかはそういった普通の人の中にある闇の部分を増幅させる装置だと思う。だから彼らが権力を持つのが怖い。
  • 自分のアホさ加減に嫌気がさした…。 - うさるの厨二病な読書日記

    25巻が発売されて、いい感じに読んでもらえていた「進撃の巨人」の設定とあらすじと考えをまとめた記事を、間違えて下書きに戻してしまったらしい。 「ここはこうかな?」と思った箇所をちょこちょこ直しているんだけれど、その時に間違えて「下書きに戻すボタン」を押してしまったみたいだ…。 いきなり注目記事から消えたから、「おかしいな」と思っていたら、下書きのところにあった…。 慌ててアップし直したんだけれど、もらったはてブが全部消えた。下書きに戻すと消えるんだ。つけてくれた人に申し訳ない…。 ちなみにスターも全部消えるらしい(←いらない情報) 検索結果もエラーになっている。 そんな、ボタン一個間違えただけで…。ひどいよ…orz 調べたけど再アップの時点でURLが変わるので、どうしようもないようだ。 自分の迂闊さにショックが大きすぎてへこんでいる。 皆さまもお気を付けください……と言うそばから、「お前ガ

    自分のアホさ加減に嫌気がさした…。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2018/04/10
    うわー。お疲れ様です…。
  • 「貧乏で幸せな人間はいても、貧困で幸せな人間はいない」 鈴木大介「最貧困女子」感想 - うさるの厨二病な読書日記

    鈴木大介「最貧困女子」は、「貧乏とは違う貧困状態」の女子の中でさらに極限の貧困状態に置かれている「最貧困」の女性たちの様子を記述したものだ。 「貧乏と貧困は何が違うのか?」 この辺りについては、だいぶ知識が広まりつつあるが、まだまだ根強い「貧困」に対しての疑問や声がたくさんあると思う。 「同じような収入で、上手くやりくりしている人もいる」 「自分も同じような収入だけれど(だったけれど)、生活できていた」 「生活保護を申請したりとか、養育費をもらったりなど、他にも色々な制度があるのに、何でそんな状態になる前に使わなかったのか」 「そもそもそんな状態に陥ったのは、それまでの選択が悪かったのではないか。自己責任だ」 自分も責めるつもりはないけれど、疑問に思うことはある。 「どこかでどうにかできなかったのかな?」どうしてもそう考えてしまう。 このでは、そういった疑問の声にひとつひとつ例示を上げな

    「貧乏で幸せな人間はいても、貧困で幸せな人間はいない」 鈴木大介「最貧困女子」感想 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2018/03/06
    貧乏って選択肢があるけど、貧困って選択することすらできない状態なのだと。そしてそれは某落語家の言うように決して決して自己責任だけではないと思い知らされました。
  • 自分が知らない「普通」を教えてもらった。 - うさるの厨二病な読書日記

    先日、見た「ザ・ノンフィクション 人殺しの息子と呼ばれて」を見終えて、つらつらと考えたこと。 www.saiusaruzzz.com この番組に出たきっかけについて息子は、 「僕のことを知らない人が、僕のことをあれこれ悪く言うのが納得がいかなかった」 「マトモ(普通)に育つはずがないよねって(言われる)」 ということを話している。 彼の境遇自体は、どう考えても「普通」とは言いづらい。 両親共に殺人事件の加害者であり、父親は死刑囚、母親は無期懲役囚、その事件の被害者の大半が彼の母方の親族なのだ。 自分の好きな映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」で、主人公のシロツグが自身についてこんな独白をする。 「いいことなのか、それとも悪いことなのか、分からない。でも、多くの人間がそうであるように、俺もまた、自分の生まれた国で育った。そして、極中流の家庭に生まれつくことができた。だから、貴族の不幸も貧乏人の

    自分が知らない「普通」を教えてもらった。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/12/19
    親の恩恵を受けて生きる人もいれば、業を背負わされる人もいる。親の影響を完全に排除して生きるのは本当に難しいです。それだけに親の責任というものを痛感します。
  • elve(id:elve)さんに嫌がらせを受けていたみたいです。 - うさるの厨二病な読書日記

    9月1日になって、子どもの自殺が増えているというニュースがありましたが、大人の世界でも陰湿な嫌がらせをしている人がいるみたいです。 正直、当にそんな人がいるなんて思わなかったのですごいびっくりしました。 elve.hateblo.jp この記事。 まあ、この前の記事からずっと嫌がらせだったんでしょうね 書くたびにIDコールされたから。 この記事で三度め。 この記事は中身がひどくて、 要するに「あなたのねむれないさめさんは言っていることが一緒なのに、先さんじゃなくてさめさんに意見を言ったのは、先さんが男だからじゃないの? 女に言われると言い返すのは批判じゃなくて後ろから撃たれた怒りじゃないの? それって男に俺のチ〇ポを舐めろよ、って言われている感じだよね」というものです。 細かいニュアンスが知りたければ、原文を読んでください。 まさかそんな陰湿なことをされているとは思わず、コメントや記事な

    elve(id:elve)さんに嫌がらせを受けていたみたいです。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/09/04
    ネットだと顔が見えない分余計に加減がわからないんでしょうね。。他の人をターゲットにして今後も同じことやるのかなと思うと暗い気分になりますね。。。
  • 「生後数か月後の赤ちゃんを連れ回す親たちに想うことと、“ベイビーハラスメント”について」の記事がどう読めるのか、淡々と解説する。 - うさるの厨二病な読書日記

    自分がこの記事をどう読んだか、どう解釈したかを話します。 www.goodbyebluethursday.com この記事は二段階構成になっています。 二つの別々の話が合わさっています。 前半部分(ベイビーハラスメントではない話) まず前半は「生後数か月の赤ちゃんをそういった場所(国内旅行海外旅行、レジャー施設、商業施設や観光スポット)に連れてきているファミリーを見かけたときに想う」こと、この条件で元記事筆者が思う感想について述べられています。前提や例外は、一切書かれていません。 「赤ちゃんがかわいそう」 「そんな幼い赤ちゃんを連れてくる意味があるのか」 一切の例外を設けず、「その欲望を抑えることってできないんですか?(それは親の欲望が全ての動機である。例外なし)」「赤ちゃんにとっては迷惑以外の何物でもない」と結論づけています。 次の段落で「どうしても赤ちゃんを一人にしておけないから、と

    「生後数か月後の赤ちゃんを連れ回す親たちに想うことと、“ベイビーハラスメント”について」の記事がどう読めるのか、淡々と解説する。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/09/03
    いま元記事読んできました。"「相手の事情を一切考慮せず、自分の利益を優先させなければ、それがハラスメントだ」という主張を認めるわけにはいきません。”これに尽きると思います。
  • 営業スターとスターハラスメント - うさるの厨二病な読書日記

    少し前に「新着エントリーの載ったブログにスターをつけて読者数を増やした」という記事を読んだ。 この記事については、素直に「すごいな」と思った。 結果的にあれだけ読者が増えているのだから、他の観点はともかく、手法としての有効性は否定できない。 この記事を公開したブログは前々から読者数の増加数が凄かったのだが、自分はたぶんこういう感じの手法をとっているのだろうなとは思っていた。 元記事に「相当意見が合わないエントリー以外は必ずスターを付けてた」と書いてあったので、興味がない記事にもスターをつけていたのだと思う。 自分は「興味がないものに興味がある」という発信をすることにものすごい抵抗がある人間なので、これをやると自分が疲れてしまう。 なので自分にはできない。 でもスターをつけてくれた側の人も喜んでいるのならば、それはそれでいいのではと思う。 読者登録については前にも書いたけれど、「お返し読者登

    営業スターとスターハラスメント - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/09/03
    僕はスターは「ありがとう」だと思ってます。本当に都合のいい解釈ですが笑。そして自分も他の人に面白い記事読ませてもらってありがとうございますっとスターをそっとつけてます。
  • 三毛別羆事件を描いた吉村昭「羆嵐」は、ノンフィクションノベルの傑作だ。 - うさるの厨二病な読書日記

    大正4年の冬に北海道の三毛別で起こった「三毛別羆事件」は、日最大の獣害として名高い。 三毛別の川の支流である六線沢に体長三メートル近い巨大な羆が出現し、家の中に侵入して人を襲った事件だ。 「羆嵐」は、実際に起きたこの事件を元にしており、そこに作者が自分の想像力からの物語性を付与した「ノンフィクションノベル」だ。 このジャンルは、カポーティの「冷血」が元祖であると言われている。「冷血」も何度も繰り返して読みたくなるだ。 自然の脅威に震え戦くことしかできない、人間来の姿 「羆嵐」は、現代の人が忘れた「畏怖」という感情を思い出させてくれる。 全編を覆っているのは、未知のモノに対する「恐怖」だ。 自然という人間には理解できない理不尽で強大なものに対する無力さ、闇の中で炎の周りに固まることでしか恐怖に耐えることができない、人間の小ささを細部に至るまで描いている。 人間というのは来、自然に対し

    三毛別羆事件を描いた吉村昭「羆嵐」は、ノンフィクションノベルの傑作だ。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/08/20
    害獣を駆除すると「えーかわいそう」とかいう能天気な自然観の人に読んで欲しいです(笑)と言いつつ自然を畏れ警戒することを僕も出来てませんが。。。
  • 人が夢や希望を抱けないコミュニティは、遅かれ早かれ衰退する。 - うさるの厨二病な読書日記

    ガンダムーンさんのこの記事を読んだ。 この件については、前から色々と考えていたのでそれを書きたいと思う。 www.weblogian.com トップページのおすすめ記事の選びかたに不満はない。 「はてなブログのトップページのおすすめ記事の選びかた」についてだけれど、自分はここには特に不満はない。 ガンダムーンさんも書かれているとおり、ここは「はてなブログの顔」とも言える場所で、ネット全体に対して「はてなブログ」をアピールする場所でもある。 社会的に問題になりそうな内容のものはもちろん、好悪や賛否が大きく分かれる記事も載せるわけにはいかないと思う。 このトップページに載る記事が何によって選ばれるのかはまったく分からないけれど、自分が見ている限りではある一定の傾向がある気がする。 もちろん「PV」や「はてブを含むSNS拡散度合」も、選考基準としては大きいと思う。 ただ見ていると、読者が多い人で

    人が夢や希望を抱けないコミュニティは、遅かれ早かれ衰退する。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/08/05
    注目ブログとか新着ブログがなくなった(あるのかもしれないけど見えない)のは残念です。
  • 宅配業界の歴史、構造、問題が一冊で分かる。横田増生「仁義なき宅配 -ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン-」感想 - うさるの厨二病な読書日記

    宅配業界の現状と問題 Amazonをはじめとする通販、それを個人宅に届けてくれる宅配は、今や社会になくてはならないものだ。 ただその重要性とは逆に、ヤマト運輸Amazonの荷物の全面引き受けをやめたり、一部時間指定を廃止したりするなど、外から見ても宅配便のシステムが限界にきているように見える。Amazonでも「お急ぎ便」を使ったのに、荷物が一週間届かないなど問題が出てきている。 その内部は人手不足、過重労働などいつ破たんしてもおかしくないようなシステムの脆弱さを抱えている。 自分も最近はAmazonを頻繁に利用しているため、他人事ではない。通販が使えなくなれば生活に支障が出る、という人もいると思う。 書は物流業界の業界紙の記者を長く勤めた著者が、潜入取材などを行い、物流業界の歴史や問題点をまとめただ。 荷物が荷主から発送されてから、どういうルートを経て個人宅に届くのか、宅配便の問題点

    宅配業界の歴史、構造、問題が一冊で分かる。横田増生「仁義なき宅配 -ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン-」感想 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/07/25
    ただ、、、バス・トラック・タクシー業界も人手不足(とそれによる高齢化、質の低下)でパンク寸前なんですよ。。。
  • あなたの書いた記事が、どこの誰に読まれるかは選べない。 - うさるの厨二病な読書日記

    p-dress.jp タイトルを見たとき「釣り記事かな」と思った。 釣り記事(炎上狙い)の特徴は色々とあると思うが、ひとつは主語を大きくして特定の属性をネガティブに言及している(と思わせる)タイトルをつけるというものがある。 炎上狙いのようなタイトルだな、と思ったが、内容を読んでみたら意外と「なるほど」と思うことが書いてあった。 詳細については色々と異論もあると思うし、主語が大きすぎるという問題があるとは思うが、その辺りはおいておく。 恐らくこの記事の主旨は、 これは女性自身が人生の主導権を握るということです。そして人生の悩みを解決するために重要な態度でもあります。なぜなら、多くの女性の悩みは受動的な態度が原因だからです。 自分はそんなつもりじゃなかったのに、相手がこういうことをしてきた、などの被害者意識は、自分で自分を守る責任を放棄しているから起こること。 たとえ、「待つ」ということに対

    あなたの書いた記事が、どこの誰に読まれるかは選べない。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/07/21
    うーん。難しいですね。主語を大きくしないとネット世界では埋もれてしまう。でもたくさんの人に読まれたい。だから煽り気味に書く。一方全方位に配慮したらぼやけた記事になるかもしれない。ホントに難しいです。
  • 好意や善意、思いやりを示さないことは差別ではない。 - うさるの厨二病な読書日記

    知人である、目の不自由なAさんを含む何人かで飲みに行ったことがある。 その中に、Aさんの学生時代の友人のBさんがいた。 Bさんは、学生時代の仲間数名で登山に行った話を始めた。初心者が日帰りで行ける山だが、Aさんが普段着や普通ので来たので、登るのが大変だったという話だ。 その時にBさんがAさんに言った言葉が、非常に印象的だった。 「Aは、山をなめすぎなんだよ。山をなめるなよ」 自分は反射的に「Aさんは目が不自由なのに」と思った。「Aさんは目が不自由だから、障碍のない人間のように登山をするのは無理だろ」と思ったのだ。 Bさんが言ったのは、そういうことではない。「山に登るなら、それなりの準備をするのは当然だし、そうしなければ自分も周りも大変だろ」と言っているのだ。 Aさんは目が不自由なだけで、判断力も思考力も持っている大人だ。 「考えて準備する能力がある大人なのに、それを怠って周りに迷惑をかけ

    好意や善意、思いやりを示さないことは差別ではない。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/07/21
    対象との距離感にもよるんでしょうけど、優しくすることがかえって差別の解消につながらないこともあるんですね。僕も「いやいや彼は目が不自由なんだからしょうがないじゃん」と思ってしまいそうです。
  • あなたの隣りのはてなブロガー。 - うさるの厨二病な読書日記

    anond.hatelabo.jp 先日、増田でこんな記事を読んだ。 確かに周囲ではてなブックマークを使っている人を見たり、ブログを書いているという人にも会ったことがない。 尤も自分もリアルでは、ブログを書いていることを家族も含めて誰にも話したことはない。だからみんな誰にも話さず使っているだけで、リアルの知人のあの人もあの人ももしかしたら、はてなブロガーだったり、ブクマカだったり、ねらーだったり、がるちゃん民だったり、コマッチャだったり、YouTuberなのかもしれない。 ブログで「この前、ここに行った」等の話題を、写真などと一緒に読むことがよくある。 SNSを実名顔出しでやって、気軽に写真を投稿するような時代なのだから「身バレの危険性が~~」という懸念も時代遅れなのかもしれない。多くの人がネットに自分の日常を気軽に発信する時代なのだから、よほど問題になるような情報を発信して炎上でもしない

    あなたの隣りのはてなブロガー。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/07/06
    そういえばリアルな知り合いでアメブロやってる人は読んでね!って積極的に告知してくるけどはてなブログやってます!という人には会ったことないです。利用者の生態の違いなのかな(笑)
  • 「司馬遼太郎が筆を折った理由(わけ)」を読んで、一ファンとして思ったこと。 - うさるの厨二病な読書日記

    blog.goo.ne.jp 一ファンとしてこの記事を読んで、すごく思うところがありました。 ご人も書かれている通り、上記の記事は完全に推測なのですが、非常に面白い内容でしたので、興味のある方には読んでいただければと思います。 以下は自分が記事を読んで思ったことで、ただの感想です。 記事を読んで、特に星新一に語ったという「もう小説なんて野蛮なことはやめや」という言葉に、司馬遼太郎の無念と口惜しさを勝手に感じたので、一ファンとして思うところを書きます。 「日」というバトンを削り出し、後世に渡す活動 司馬遼太郎の小説を読んで感じていたことは、「日、日人というものは何なのか」ということをずっと考えていて、その脈々と続いた「日」というバトンを後世に渡したいと考えていたのではないか、ということです。 「日」という国自体は、公式には明治維新を経て出来上がりましたが、この「日」を作るにあた

    「司馬遼太郎が筆を折った理由(わけ)」を読んで、一ファンとして思ったこと。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/24
    今の過剰な個人主義や損得をやたら時にする気分、公共心の減少を見たら司馬はなんと思うでしょうね。単純に読み物としても国盗り物語とか面白くて好きです。
  • 西原理恵子「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」メモと感想 - うさるの厨二病な読書日記

    書は母親の苦労を見て、自分自身も大変な人生を歩んできて、今まさに娘の反抗期に直面している西原理恵子が、「女の子が生きていくために、どんなことを考えやったほうがいいのか」ということを伝えているだ。 男性(男の子)に対しては「ぼくんち」という傑作が既に出ている。 ぼくんち【上中下 合版】 (角川文庫) 作者: 西原理恵子 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2016/08/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 考えさせられる部分が多いので、章ごとにメモをとりながら感想を書いた。 [:contents] 「はじめに 私が女の子だった頃」 「私の田舎はとても貧しくて、子どもの頃、私の友達は大人たちから気で殴られていた。貧しさからくるどうしようもない怒りや悲しみは、暴力になって、一番弱いものにいく」 「ぼくんち」の世界観は誇張でも何でもなく、

    西原理恵子「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」メモと感想 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/23
    男と女の違いはこれはもうどうしようもない。ただ女だからとからしさに縛られるのは無意味ですね。色々考えさせられるなぁ。
  • MDK(面倒くささ)値の高そうな人のブログが好きだ。 - うさるの厨二病な読書日記

    先日、購読しているブログ「自由ネコ」で、こんな記事を読んだ。 gattolibero.hatenablog.com ネコ師匠は相変わらず面白い。 MDK値とは何なのか? この記事にMDK値というものが出てくる。 話を分かり易くするために「面倒くささ」を数値化してみましょう。 単位は「M D K」=「面 倒 くささ」 (引用元:「アナタに彼氏、彼女ができない理由」自由ネコ) MDK値とは「面倒くささ」。 その人が、他人からみて「どれくらい面倒くさい人間か」 を表す数値だ。 1人の人間が、抱え込めるMDKは10が限界。 「10MDK」を超えるとメンタルが崩壊するとしましょう。 通常の人間が抱えているMDKは、多くの場合、5以下。 まだ半分か、それ以上の余裕があるんですね。 (引用元:「アナタに彼氏、彼女ができない理由」自由ネコ) MDK値はメモリみたいなもので、他人の「面倒くささ」を引き受ける

    MDK(面倒くささ)値の高そうな人のブログが好きだ。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/17
    MDK値の低い人はFBかインスタでウェイウェイやってるイメージ。僕にはそっちの方が面倒くさそうですが(笑)ブログ続いている人は多かれ少なかれMDKなのかもしれませんね。
  • 「金がない。それだけでなんでこんなに苦しいのか」600万円の借金を背負って派遣労働 岩淵弘樹「遭難フリーター」感想 - うさるの厨二病な読書日記

    23歳で借金を背負い、派遣で工場で働く。 以前、過去記事で紹介した岩淵弘樹「遭難フリーター」を再読した。 www.saiusaruzzz.com 奨学金を含めて600万円の借金を背負っている二十三歳の主人公が、就職活動をせず、埼玉県のキヤノンのプリンター工場で派遣社員として働いた体験を書いている。 年配の派遣社員を見下している気持ちや、「自分はこんなところにいるべき人間じゃないのに」という屈した思いや、寮でAVを見ながら自慰行為をしていたら社員にいきなり部屋に入られたこととか、元カノへの未練がましい行動など、ありのままのことが赤裸々に描かれている。 このの、自分の中での見どころはふたつある。 ひとつは派遣労働の実態がよく分かること。元々は、派遣労働の仕組みが知りたくて買ったの中の一冊が書だ。 他のとは違い、このは別に派遣労働の問題を書こうとして書かれたではないので、逆にそこで

    「金がない。それだけでなんでこんなに苦しいのか」600万円の借金を背負って派遣労働 岩淵弘樹「遭難フリーター」感想 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/16
    中東だとISに勧誘され、アメリカだと軍にスカウトされる。格差・貧困で未来に行き場の無い人をどう掬うのかは本当に喫緊の課題ですね。
  • 「なんで離婚されたのかわからない」という男性の話を読んで思ったこと。 - うさるの厨二病な読書日記

    togetter.com 話題になっているこのまとめについて、色々と思ったこと。 ゴミの日を知らない夫にうんざりするのは、妥当なことだと思う。 「何で駄目な僕を認めてくれないんだよ」 「正しさの追求」が目的になっている関係は、実質的には終わっている。 「元にも、関係性を最適なものにするための責任がある」という赤の他人の意見 男女の愛情のすれ違い ゴミの日を知らない夫にうんざりするのは、妥当なことだと思う。 このまとめを読んで、共感した人も多いんじゃないかと思う。 ゴミの日も知らないなんて、家事は自分の仕事じゃないとでも思っているんじゃないだろうか。きっと他の家事もすべて元任せで、元の負担に気づきもしなかったんだろう。そういう推測は成り立つ。 真相は分からないけれど、そういうことが積み重なって、元は出て行ってしまった可能性は十分にある。元も我慢の限界だったんろう。離婚もされるだろう

    「なんで離婚されたのかわからない」という男性の話を読んで思ったこと。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/15
    深い仲だと「言わなくても分かってくれるだろう」「いつか変わるだろう」って考えがちだけど人間そんなに簡単に変わらない(笑)だから受け入れることが大事なんですね。
  • 「NHKクローズアップ現代+ 2兆円超のアニメ産業 加速するブラック労働」を見て、アニメ業界の今後が心配になる。 - うさるの厨二病な読書日記

    www.nhk.or.jp 6月7日(水)に「クローズアップ現代+ 2兆円↑アニメ産業 加速するブラック労働」が放送された。 伝統的な下請け構造で、末端に利益が還元されない。 「アニメ業界は長時間労働低賃金のブラック業界だ」とは聞いていたけれど、番組内で放送された現状は想像以上にひどかった。 一番の原因は、業界が下請け構造になっていること。 出資する企業でつくられる制作委員会に版権や二次利用の権利があり、末端のアニメーターはもちろんのこと、制作委員会から出資を受ける制作会社にすら、グッズなどの売り上げの利益は還元されない仕組みになっている。 日の産業は下請け構造の業界が多いけれど、利益がある程度予測できる中で「下請けへの支払いはこれくらいしか出せない」というのならば(かろうじて)分かる。 ただアニメ業界の、作品が爆発的にヒットしても、その利益が末端にはまったく還元されない仕組みはやはりお

    「NHKクローズアップ現代+ 2兆円超のアニメ産業 加速するブラック労働」を見て、アニメ業界の今後が心配になる。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/11
    これ教育の問題でもあるんですよね。日本では金銭の交渉=はしたない、という感覚があって義務教育でちゃんとお金のことを教えてない。だからやりがい搾取なんてことがまかり通るんですね。。。
  • むかし、学校が本当に嫌いだった。 - うさるの厨二病な読書日記

    先日、以前話題になった懐かしいツイートが話題になっていた。 www.huffingtonpost.jp 多くの支持を得られたものの、批判意見もいくつか寄せられたので、改めてツイートの主旨を説明している。 「図書館が学校教育を否定しているわけではなくて、学校に行くことに対して、自殺しようかなと不安を持った時に、『緊急的な避難場所として図書館もあるよ』という意味合いで出した」 「図書館が学校教育を否定している」などと、あの内容のどこを読んだらそうなるのか分からない。 自分はこのツイートも、この記事も全面的に支持したい。 自分もかつて図書館に助けられた子供の一人だからだ。 昔、学校が当に嫌いだった。 勉強が分からなかったとかいじめられていたとか、嫌な先生がいたとかそういう具大的な理由があったわけではない。 仲の良い子もいたし、成績も割と良かったし、表面上は特に大きな問題もなく過ごしていた。 し

    むかし、学校が本当に嫌いだった。 - うさるの厨二病な読書日記
    chitosemidori
    chitosemidori 2017/06/04
    学校が救いになる人もいるし学校が地獄に感じる人もいる。要は図書館でもゲーセンでも自分が辛いと感じたら逃げられる場所を持つのが普通かどうかってとこですね。