今から四年ほど前になりますが、麻生政権時代に「国立メディア芸術総合センター」という構想がありました。 たぶん「漫画の殿堂」とか、そういう名称でニュースでも話題になっていたので、聞き覚えのある方もおられるんじゃないでしょうか。 この計画そのものは、サブプライムローン問題での経済の悪化もあり、民主党政権になってからほとんど立ち消えになってしまったんですが、これが少し残念だったんです。 もちろん、ただ建物を造ればそれでいいというものではないんですが、日本という国が、漫画ですとか、アニメといったものを「どのように位置づけているのか」はそろそろ考えてもいい時期に来ているという点で、こうした動きが出てきたのは重要だと思うんです。 以前にデータとして、日本のアニメ産業の市場規模をこのブログでも書いたことがありましたけれど、アニメだけでなく、漫画や特撮などのコンテンツも含めればすでに「漫画、アニメ」は日本