近年、徐々にではあるが、映画の中のLGBTキャラクター描写にいい意味で変化が訪れている。しかもこれは、映画の中だけでなく映画業界全体に言えることだ。カンヌ、ベルリン、ヴェネツィア国際映画祭は、LGBT映画を対象にした特別賞を設けているし、LGBT擁護団体のGLAADの調査によると、2017年に大手映画制作会社からリリースされた全映画作品の13パーセントに、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、またはクィアと特定できるキャラクターが登場した。 今年のアワードレースを振り返ってみても、『女王陛下のお気に入り』(2019年)や『ある女流作家の罪と罰』(2018年)、『グリーンブック』(2019年)といったLGBTキャラクターが登場する作品がアカデミー賞を受賞したりノミネートされ、興行的にも大成功を収めている。一方で、オスカー4冠の快挙を成し遂げた『ボヘミアン・ラプソディ』(20
近年、アスペルガー症候群がよく知られるようになりました。 しかし、みなさんが知っていることは、じつはほとんどが男性のアスペルガー症候群の情報です。 女性の場合には悩みごとも対処法も男性とは異なります。 これは、女性のアスペルガー症候群 (健康ライブラリーイラスト版) の冒頭に書かれている言葉です。 アスペルガー症候群(DSM-5では「自閉スペクトラム症:ASD」に統一)というと「空気が読めない」「オタク気質」「理系」といった特徴を持つ男性を思い浮かべる人が少なくありません。 しかし同じアスペルガー症候群といっても、女性の場合は現われる特徴がかなり異なっていて、アスペルガー症候群であることがわからないまま、さまざまな苦労を抱えていることが明らかになってきました。 特に、コミュニケーション能力にはそれほど問題がないように思えても、独特の脳機能に由来するストレスを抱え込み、子どものころから、慢性
あなたは、他の人が気に留めない耳障りな音が聞こえて悩まされることがありますか? ここでいう耳障りな音とは、耳鳴りのことではありません。耳鳴りを抱える人も持続的な音に悩まされますが、それとは別に、大半の人が気に留めない高周波音が聞こえてしまう人がいます。 この現象は、モスキート音としても知られていますし、電化製品の場合は、一種のコイル鳴きとみなせるかもしれません。 大半の人は大人になるにつれ、高周波音は聞こえにくくなりますが、中には、子どものころからずっと、高周波音が聴こえ続け、耳障りに感じたり、うっとうしく思ったり、あるいはあまりにずっと聴こえるせいで慣れきってしまう人もいます。 そのような人は、家の中にいても、公園にいても、ずっとキーンという音が響いているかもしれません。防音加工された部屋や、携帯電話が圏外になるような僻地に行って初めて、静寂というものを経験できることでしょう。 わたしの
古本屋などで昔の雑誌を買ってくると、思わず見入ってしまうのが広告ページ。 最近のスタイリッシュ一辺倒な広告とは違うデザインがもっさりとした泥くさ〜い雑誌広告は何とも味わい深く、夢中になって見てしまいます。 ……ということで、令和を迎えた今、最新ガジェットを昭和の雑誌広告風にしてしまいたいと思います。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:あの、オリンピックの「かぶる傘」どれくらい邪魔なのか調べてみた > 個人サイト Web人生
古代ローマ史には「人類の経験のすべてがつまっている」と言われる。 ではブルマの歴史には何がつまっているだろうか? ブルマを覗くと慣習との戦い方が見えてくる。 束縛するファッション ここしばらく「#KuToo」の記事をよく見た。 スーツも革靴も嫌いな俺としては、この風潮を歓迎する。ハイヒールやパンプスのような非合理的なファッションは、労働の現場から消え去ったほうがいい。そもそも会社の指定した靴により足腰を痛めたならば、それは労災である。労災のリスクが高い服装を強制するのはどう考えてもおかしい。 しかしながら、この時代にまだハイヒールやパンプスを強制してくる会社の意識を変えるのは難しい。合理的な思考をする会社ならば、すでに靴を自由化しているか、逆にかかとの高い靴を禁止しているはずだからだ*1。今も頑なにハイヒールを求めるということは、そこにある種の信仰を見出しているのだろう。 どうしたら非合理
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