生徒拉致事件が発生したとみられるナイジェリア・カツィナ州カンカラの学校で、教室に残された生徒らの持ち物(2020年12月15日撮影)。(c)Kola Sulaimon / AFP 【12月16日 AFP】ナイジェリア北西部で学校の寮が襲撃を受け、大勢の生徒が拉致されたとみられている事件で、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が15日、犯行声明を出した。これが事実であれば、ボコ・ハラムが10年以上前に活動を開始して以降、同域で襲撃に及んだのはこれが初めてとなる。 事件は11日夜、カツィナ(Katsina)州カンカラ(Kankara)にある男子校で発生。行方不明者の正確な数は依然不明だが、軍報道官は14日、地元テレビ局に対し、生徒333人の行方が分からなくなっていると話した。 同州のアミヌ・ベロ・マサリ(Aminu Bello Masari)知事は14日夜、拉致加害者らが