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ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (5)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「かけ算の順序」の問題について。ニュージーランドの算数教科書を見ながら……

    の小学校で教えられるのとは、順序が逆に教えるのが英語圏の流儀のようで。 その証拠(?)写真。 2009-2010にかけてNZに滞在した際、古い教科書を学校が廃棄する現場にたまたま出くわし、一冊持ち帰った中に、かけ算の導入部が含まれてました。 日で「正しい」と一部の小学校教員が信じているという順番とは正反対ですね。 かけ算の順番は、教授法として教えやすい方法で教えるのがよいでしょうが、その順番自体が、数学・算数的に「正しい」「正しくない」というものではない、ということを主張したいですね。 当に「かけ算には正しい順番」があると思っている人は、それが、数学として宇宙的普遍的なものと感じているフシがあるようなのですが、実際のところは、宇宙的どころか、地球的真理、というわけでもなく、あくまで「文化」「お約束」のレベルだと、この一例からでも納得してもらえるのでは?(だといいな)。 取り

    chochonmage
    chochonmage 2011/08/06
    id:hietaroさん、順序問題少なくとも米国ではありました。僭越ながら つhttp://chochonmage.blog21.fc2.com/blog-entry-55.html
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 「放射線の健康影響をどう考えるか」ささやかな考察(「科学的」にもはっきりしない低線量被ばくの健康影響について有り得る「幅」を知っておくこと、そ

    (仮アップ・まだ勘違いとか純粋に計算ちがいとか、変なとこがあると思うから、また後で見に来て) 5月15日に、国際大学グローコムにて、「見えない不安に立ち向かうセミナー・保護者と教師のための放射線学」という勉強会を開いた。 その際、岡山大学の津田敏秀教授に登壇してもらい、疫学的な観点から、放射線の健康影響をどう考えればいいのか「統計科学における確率の考え! (Vs ゼロリスク)について」と題して、ご教示いただいた。 その時の様子は、ウェブで動画でも見ていただけるし、また、使用したスライドもPDFにしてご覧いただける。さらに、最近、講演を書き起こした。というわけで、スライドを見つつ、テキストを読んでいただくのも、動画を見ていただくのも可能。 https://sites.google.com/site/radiology3871/seminar20110515/jiang-yan-hua-x

    chochonmage
    chochonmage 2011/07/18
    大変参考になる。/全く本筋ぢゃないけど、LNT=リニア・ノン・スレスホールドって、プロレスの技の名前みたいだな。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: オオサンショウウオ調査に同行しました(驚異の個体密度!)

    さてさて、先週末、兵庫県朝来市の市川にて、オオサンショウウオの調査に同行してきました。 驚いたのなんのって、その個体密度! わずか、数百メートル歩いただけだと思うのだけれど、15頭発見したし、たぶん、見逃したやつもいるに違いないし……。 ま、何はともあれ、どんな調査をやっているのか、軽く解説。 活動時間は夜なので(昼間は岩の下などで休息)、胴長をきて、大型ライトで照らしながら探します。 熟練すれば、ぱっとみれば、いる!と分かるそうで。 ぼくは残念ながらこの日は発見ゼロ。 オオサンショウウオ研究者&安佐動物園勤務の田口勇輝さんと、つれあいさんの愛子さんがどんどん見つけてくれました。 水がかなり増水していて、わりと浅いところに寄ってきている印象のある夜でした。 鼻先を通ったものなら何でもべるというくらい、「待ち」&「反射的」な捕活動をしているので、あんまり深いと効率が悪いとい

  • リヴァイアさん、日々のわざ: ホメオパシー問題について軽く書いておきます

    ええっと、ですね。 ホメオパシー問題について、とっても簡単に書きます。 自分のTwitterのタイムラインじゃ、当たり前のように流れているので、つい、みんな知っていると思っていたんですが、考えてみたら、このブログを観てくださる方は、別に疫学に興味がある人(きっとホメオパシー問題についても知っている)ばかりじゃなく、むしろ、PTA関連だったり、生き物関連だったり、作品情報だったりに興味を持っている人も多いわけですよね。 そういうわけで。 で、ホメオパシーは、いわゆる代替療法です。 プラセボ以上の効果はないという疫学証拠があり、つまりは、効かないって分かっています。 でも、人間が元来持っている治癒力を引き出すという触れ込みからか、自然派なかんじの人達にウケがよくて、この前の非実在青少年条例で主要なアクター(アクトレス)だった、バースコーディネーターの大葉ななこ氏など、「今や21世紀育児

    chochonmage
    chochonmage 2010/08/18
    非常に落ち着いた筆致、しかし鋭い。
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 科学哲学って……評判悪い!

    ゲーム脳講演の総括・意見交換のために、区役所に行ってきたのだが、ちょとそれは置いておいて電車の中で読んでいた「科学における社会リテラシー3」(総合研究大学院大学)のこと。このブログにもちょくちょく書き込んでくださる津田敏秀氏の「疫学入門——疫学的方法論と因果推論」を読んでいて、ふと感じたこと。 津田氏は、この論考(講義を採録したもの)の中で、科学哲学の重要性を説く。それは、ヒュームが提起した、因果推論の不可能性をいかに克服するかという点で、科学哲学が唯一、真剣かつプラクティカルに「救う」方法を考えてきた、という部分での「科学哲学」についての重要性だ。 現場の研究者にしてみれば、彼らの(研究者の)探求の方法は「成功」しているのだから、それでいいのかもしれない。しかし、なぜ、それで成功するのか知りたくなる者がいても当然ではあるし(科学史・科学哲学のはじまり、ということです)、疫学のように、

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