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フミコフミオに関するchocolat81のブックマーク (108)

  • 一般人のEDに対するイメージが絶望的 - Everything You’ve Ever Dreamed

    EDを患って3年になるけれどはじめて医者に行った日のことが忘れられない。 医者「どうされました?」 僕「どうされましたもなにもどうにもならないといいいますか。ね。されてもならないといいますか。ね。いやそもそもされてもいないのですが、ですけれども、なんですけど」 傍らに若いナースがいて、なかなか切り出せなかった…。ED治療は保険適用外なので限られた時間で的確に症状を伝えることが重要なのに。 「実は勃起しないんですよ。うーん、いつからっていわれるとわからないなぁ。最後にエレクチオンしたのはたぶん平成20年、西暦でいうと2008年、神武天皇即位紀元2668年の1月3日じゃないかなぁ。あれから49日も経ったのかあ。原因?心あたり?特にないんですよ。それが。え?仕事のストレス?うーん、同じ部署の同僚が上司の嫌がらせで1年間で10人退職しているけれど、昨今そんなのパワハラに当たらないっすよね。え、プラ

    一般人のEDに対するイメージが絶望的 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 財政が大変厳しく…と役人はいった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    鳥インフルに感染したかもしれないといって会社を休んだ部長の代理で、とある自治体の事業説明会に出席した。案件は職員向け福利厚生施設=職員堂を兼ねたレストランだ(市民も利用可能だが存在をしられていないので実質職員堂)。実は二年前同じ案件の説明会に出席したのは僕だったりする。 二年前の説明会。自治体の担当者は冒頭で財政が緊迫しており条件はよくないが公共機関の福利厚生という意味合いをご理解してぜひ企画競争に参加していただきたいという意味のことをいった。公共の福利公正をやる意味合いとはなんだろう?わからない。意味不明だ。配布された要綱と仕様書をみるかぎり相当に厳しい条件だったので即座に辞退の二文字が浮かんだ。実際そのときやっていた業者は厳しい条件にたえられず一年でギブアップしていた。 会場の前のほうに役人が六人座っていた。うち一人だけが司会進行と質疑応答をこなし他は…、何のためにいたのだろう?こ

    財政が大変厳しく…と役人はいった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 昔、アル中だった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    アルコール中毒、アルコール依存症の定義がどういうものかよく知らないが、二十代の終わりの二年弱のあいだの俺は間違いなくアルコール中毒だったと思う。 どんなありさまだったかというと、実際に俺と飲んだことがある人なら俺の飲みかた、飲みっぷりをイメージできると思うが、あれよりも百倍悪い。朝、起きてカップ酒を二杯飲み、昼、安酒の匂いが口から消えるとわけもなく寂しくなるので、大人の頭ほどもあるペット容器にはいった安焼酎を割らずにがぶがぶ飲んだ。夕方、缶ビールを飲みながら散歩をして晩酌は日酒、冷酒、熱燗。ウイスキーやワインは高いので飲まなかった。味なんかわからなかったので安さと手に入れやすさが最優先だ。 牧の倉庫で日雇い仕事をやりはじめたころは、いちばん、ひどかった。ヘイキューブという牧草を四角くかためて加工した飼料があるのだが、アメリカからコンテナで輸入されるそいつを、マタイと呼ばれた袋に詰め倉庫

    昔、アル中だった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 今朝、スカウト、された 12:00 - Everything You’ve Ever Dreamed

    朝、僕あてに一の電話。事務パートの佐藤さんが電話をとり、風俗的な異人さんのようなビジネス口調で、カチョー、カチョーと呼ぶので、誰からの電話か尋ねると、ミヤザキさんです、という。知らない名前。個人名。セールスか借金取りに決まっている。用件だけきいておくよう指示を与えると、女性からですよ、といいやがる。みくびるな、切れ。デスクのうえで、女性からとは、しくじったか、と悔恨でぐずぐずしていると佐藤さんがメモを持ってきた。女性の名前と携帯番号が記されていた。 余談だが、電話番号を漢数字でメモしてしまうお茶目な佐藤さんは一身上の都合で金曜日に辞める。勤務日数五日間。いかん、いかん、これでは。 ミヤザキさんに電話。するとナウな感じの英語な会社名を名乗ったあとで彼女は用件を話した。<わたしたちはスカウト会社の者で、今回、クライアントさまの条件に合致したフミコさまに連絡をさせていただきました。フミコさまの

    今朝、スカウト、された 12:00 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 某独立行政法人がで入り業者に求めた企業努力

    フミコ・フミオ @Delete_All もう時効だと思うので某独立行政法人の悪口をはじめます。以前、某独行にあるカフェテリアをウチの会社がやっていたとき、サラダバーをやってほしいと要望があったんだ。でコストやら何やらをはじいて見積を持っていったんだけど、そこで相手が信じがたいことを言ったんだ。「無料で頼む」と。 フミコ・フミオ @Delete_All で、相手はあくまでサービスで提供しろというわけ。その分のコストはどこで回収するのか尋ねると企業努力の一点張り(現状の値上げは認めないうえで)。僕は契約解除しようと思ったが上の判断で継続。つまり利益を削ってサラダバーを提供することになったってわけ。 フミコ・フミオ @Delete_All サラダバーって一人当たりの野菜使用量を算出して利用者数をかけるとほぼ正確な野菜使用量が予想出来て、実際他のお客様は想定内におさまっていたのだけど、そこの独行だ

    某独立行政法人がで入り業者に求めた企業努力
  • 出社拒否していた上司があらわれた - Everything You’ve Ever Dreamed

    前回(id:Delete_All:20100826#1282797394) のつづき。行方不明になっていた上司が出社した。入院を理由に休み続け、病院名も教えず診断書も出さなかった部長だ。休んだ理由だけは覚えていたらしく、出社するなり、誰もきいていないのに右の脇腹を右手で押さえながら「傷口ンが…体力ンがまだン回復ンしてンねえ」と仏語調に呟いた部長の頭髪は、最前部こそ、油と皮脂で固めて巨大ダムを想わせる黒い壁を築き、その逞しさたるや、部長健在を誇示するかの如くであったが、全体的にはバーコードと呼ぶにはたいへんに心許なく、ダムに沈む過疎村の上空をまばらに走る送電線のように寂しげで、周囲に「老いられたな…部長…」と思わせた。 部長は菓子折りを小脇に抱え、「迷惑をかけたな…お菓子のホームラン王ナボナを持参して社長に報告に行かねば…」といってから社長室へ向かっていった。声が小さく弱々しいのが、すこしだ

    出社拒否していた上司があらわれた - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 上司がキレちゃった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    真夏に四月バカがあるとは今の今まで僕は知らなかった。営業二課課長である僕の上司にあたる営業部長が会社に来なくなった。最後に姿を見たのは僕とやりあった聴聞会だ。そのとき部長は、事業のひとつから手を引かされたのにもかかわらず、僕を徹底的に殲滅したと思ったらしく、「俺は明日から夏季休暇をとる」と胸を張って宣言していた。以来、出社拒否。五日ほど経過したときは、まあ部長はカレンダーも、数字も、読めないから仕方ないね(ウチの夏季休暇は三日間)、部長の妨害がないから仕事もサクサク進むし、顧客から部長へのクレームもなくていいねとみんなで笑っていた。 一週間後、部長から連絡がはいった。 部長は、身体に石がつまったので入院する、石が全身に飛び散らないよう手術しなければならないと告げた。脳が石ころ化しているのはわかっていたがまさか身体まで…愛人がいるらしいからアチラは石のようなんだろうが…だがしかし…と絶句と鼻

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  • 私の異常なお見合い・回天篇 または私は如何にしてお見合い相手と温泉旅行に行き、そのスッピンをネットに公開するに至ったか - Everything You’ve Ever Dreamed

    鎌倉駅前の居酒屋で、「わたしはロックンロールを愛している」と英国言語で胸に書かれたTシャツを着たシノさんに、僕は、生ビールを飲みながら会社や身体の不調について愚痴っていた。シノさんは僕のお見合い相手で、趣味はコスプレと戦国時代、バストは推定Cカップの26歳秘書課勤務のお嬢さん。「発起して会社で立ち上がれば叩かれる。勃起させようと甲斐性で叩いてもピクリとも…もうだめ…あ、中ジョッキ追加」夏バテして痩せてしまったシノさんの胸のロックンロールが萎んでいるようで、なんだか僕をもの哀しい気持ちにさせた。黙って話を聞いていたシノさんが担いできた楽器ケースからノートパソコンを取り出しカタカタやりだした。「あの〜何をなさってるんでしょうか?」「フミコ君がもう、会社に行かなくていいようにする」「シノさん何をする気ですか?」「断腸の思いで槍を売って君の…当面の…一年分の生活費を捻出します。ヤフオクですう〜」「

    私の異常なお見合い・回天篇 または私は如何にしてお見合い相手と温泉旅行に行き、そのスッピンをネットに公開するに至ったか - Everything You’ve Ever Dreamed
    chocolat81
    chocolat81 2010/08/16
    久しぶりに明るい話題でほっとしました。しのさんと上手くいっているようでなにより!たとえバイアグラ不発だったとしても・・・。リア充爆発し(ry
  • 昨日、上司にキレた。〈顛末篇〉 - Everything You’ve Ever Dreamed

    前回(http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20100727#1280201283)のつづき。お年寄りや障害のある方向けの事サービスは僕の会社の事業のひとつで、僕はこの仕事にやりがいを感じている。先日、ある高齢者施設で試をおこなった際に、べやすく加工した品をみてウチの部長がゲロみたいでべられないと言い放ったことに頭にきて、そんなにゲロゲロ言うなら物のゲロ吐くまで追い詰めてやると僕は社長に上申したのだ。もう少し裏工作をするなど手はあったかもしれないけれど、性にあわないし、なにより社内で明るみにしたかったのだ。 聴聞会は三日、三回に分けておこなわれた。メンツは社長以下部長クラスと僕。一回目は僕があげた上申書の内容確認に終始した。僕の論旨は、福祉施設向けの事サービスを営業する人間、監督する人間として部長は著しく適性を欠く人物である。現在、この事業は順調に

    昨日、上司にキレた。〈顛末篇〉 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 昨日、上司にキレた。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    わりとクソな会社で働いているなかで、唯一やりがいのある仕事だと感じている仕事、胸を張れる仕事がお年寄りや障害をもつ方に事を提供するビジネスで、あまり利益をもたらすビジネスではないせいか、忌々しい部長は、「あんな陰気な商売」「たいして儲からない」と、ことあるごとに文句をいっているのだけど、昨日、営業で同行した、とある施設で、お年寄り向けにべやすく加工調理した品を施設側の人に試してもらう際に「こんなゲロみたいなもの、俺はべられない」と言い放ったのには、気で頭にきた。 それほど大きな声ではなかったが狭い部屋で試していたのでその場に居合わせた人の耳には届いたはずだ。相手の人も、聞こえないふりをしてくれたけれど、明らかに、一瞬目を見開いていた。部長は問題のある人間だとは思っていたけれど、それは幼稚っぽさからくるもので根っこの部分は腐っていない人間だと僕はどこかで信じていたので、今回の裏

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  • twitterで知り合った友人が亡くなった - Everything You’ve Ever Dreamed

    彼女とはツイッターで出会った。共通のフォロワーがひらいた飲み会で初めて顔をあわせた。二月の東京だった。彼女が、僕の日記(つまりここだ)が面白いと言うので、調子にのり、ああ、よく言われますと冗談のつもりで言い返すと変なものを見るような目をしていた。それが彼女との最初だった。そして、それが最後だった。彼女は死んでしまった。 訃報をきいてすぐに僕は彼女のツイッターのホームをひらいた。「つぶやき」は五月を最後に終わっていた。終わりのほうは体調不良をほのめかす発言の頻度が増えていた。僕はまったく気付いていなかった。彼女は、彼女の言葉、彼女に気付かないまま流れていく世界を眺めてどう思ったのだろう?そして、不安を感じさせる言葉のあいだあいだには、健康になりたい、元気な体が欲しい、という願いの言葉があった。 仲間たちと彼女の通夜に行った。ツイッターで出会い、インターネットの向こうで知らないうちに病に斃れて

    twitterで知り合った友人が亡くなった - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 午後七時、僕の部屋に明かりが灯る - Everything You’ve Ever Dreamed

    漁師だった母方の祖父は小柄なくせにとにかく腕っぷしが強くて中学を卒業するまで僕は腕相撲でまったく敵わなかった。もっとも、漁師だったのは僕が産まれるずっと前のことで、陸にあがったあとは普通に会社勤めをしていたし、人もあまり思い出したくないのか、漁師時代のことにはほとんど触れようとしないので、ときどき母親と叔父の会話から垣間見える程度で、祖父の漁師時代のことを僕はよく知らない。小学生のころ、夕暮れどきに一緒に海岸を散歩していた祖父が灯台をみつめて、ただひとこと、「あの灯りを頼りに」とぼそっと呟いたのを聞いたことがある。そのときの祖父の眼は、夜の海と同じ色をしていた。中学、高校と進んでいくにつれ、腕っぷし自慢の祖父が僕や弟に腕相撲を仕掛けてくることはなくなっていった。 腕っ節が強いイメージが刷り込みのように焼きついてしまっているので、祖父が最近ちょっとおかしい、忘れっぽくなったと親戚から聞かさ

    午後七時、僕の部屋に明かりが灯る - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 家なんて売ってしまえばいいと僕は言った。 - 2010-05-30 - Everything You’ve Ever Dreamed

    我が家は関東大震災の直後に建てられた。親父が亡くなって、すこし落ち着いたころだと思う。そんな古い家に我慢できずに、僕は母に言った。「こんな古い家なんて売りに出してさ。新しい町でやりなおそう。鎌倉って高く売れるらしいしさ」。母は、そんなうまくいかないでしょ、といって聞く耳を持たなかった。そのときは笑い話の枠を越えずに終わった。けれども僕は気だった。一家の大黒柱を失って不安でたまらなかったのだ。将来を考える余裕はなかった。古い家は、これくらいのことで情けないとでも言っているようだった。不甲斐ない僕に圧力をかけてくるように思えた。人生が川なら、僕は、その深さを恐れて、何もできず、いや、何もしなかったのだ。ただ、闇雲に、楽な方法を探していたのだ。重圧を、古い家を川底に沈めれば、足が届くようになると錯覚して。 ある晩、僕がアルバイトから帰ってくると、卓のうえに手紙が置いてあった。母はパートに行っ

    家なんて売ってしまえばいいと僕は言った。 - 2010-05-30 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • ブログが総務部長バレした課長がスーツを脱ぎ捨てて会社の暗部を告発するよTHE LAST - Everything you've ever Dreamed

    インタビュアー(以下 淫靡) みなさんこんにちは。「蟹工船でいいとも」の時間です。今週も先週(id:Delete_All:20100520)に引きつづき会社の悪と戦うロックンローラー、フミコフミオさんをゲストにお迎えしております。それでは自己紹介をお願いします。 フミコフミオ(以下 フミコフミオ) あ、ども。営業部で課長やってましたフミコフミオ36才です。休日はヘソのゴマをほじって過ごしてます。 淫靡 課長やってました?過去形ですか? 貴重なプライベートショット。氏にとってのび太は子供のころからのヒーローだ。 フミコフミオ ブログが総務部長にバレて、それをネタに揺すられているという話はしたよね。 淫靡 総務部長のごく個人的な、平成22年4月23日金曜日21時から23時にかけて藤沢市内の焼き肉屋及びスナックでの飲(含ボトルキープ&タクシー代)の代金と、スナックのママとのごく個人的なゴルフ代

    ブログが総務部長バレした課長がスーツを脱ぎ捨てて会社の暗部を告発するよTHE LAST - Everything you've ever Dreamed
    chocolat81
    chocolat81 2010/05/28
    ロックだ!「こういう陰湿な方法が通用しない人間がいるってことを、その網膜にしっかり焼き付けておけ。ボケ!」
  • 新・ブログが総務部長バレした課長がスーツを脱ぎ捨てて会社の暗部を告発するよ またまた - Everything You’ve Ever Dreamed

    インタビュアー(以下 淫田) みなさんこんにちは。「社畜専科」の時間です。今週も先週(id:Delete_All:20100513)に引きつづきフミコフミオさんをゲストにお招きしております。今週は、どんな重大な告発が氏の口から出てくるのでしょうか。それでは自己紹介をお願いします。 フミコフミオ(以下フミコ) あ、ども。営業部で課長をやっている36才です。「11PM」と「トゥナイト」なら「11PM」派です。僕はもう、会社を辞めるかもしれないな。 80年代ファッションで挑発する氏。「80年代を隠し味でさらりと見せてあげるのがなんとなくクリスタル」子供のころ原宿で見た光景をフミコフミオ氏は忘れることができないという。 淫田 なにかありましたか? フミコ また総務部長から呼び出されたんだよ。まあ、例の件でかなり総務部長は追い詰められているからね。 淫田 フミコさんに不正を強要して、ニセ交際費として

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  • 私の異常なお見合い・乱離篇  または私は如何にしてお見合い相手の陰毛の謎をあばき借金を申し込むようになったか - Everything You’ve Ever Dreamed

    かねがね金がねえ。というのも蒸し暑い日の夏に備えて敷いたスノコのせいで、経済的に追い詰められているからだ。連休前、僕はスノコの上で仰向けになりセカチューを読んでいた。3ページで寝た。朝、目が覚めると割れていた。臀部のポケットにいれていた各種カードが無惨に割れていた。銀行通帳の遭難に気がついたのは、セキュリティーを考慮し、カードをシュレッダーで裁断したあとであった。 各種カードが復活するまで財布に残された現金と各種ポイントでやり繰りしよう、なあに銀行通帳が見つかるまでの辛抱だ、なんて気楽に考えていたのだが、新聞・ダスキン・牛乳・NHKの集金人が連続して襲ってきたり、やんごとなき理由で知らない人の愛人つまり他人に焼肉をご馳走するハメになったりして、あっという間に金は底をついた。通帳はまだみつかっていない。今日のお昼は松屋の牛丼(小)。アイムハングリー。 自尊心が邪魔をして経済的援助を要請でき

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  • 続々・ブログが総務部長バレした課長がスーツを脱ぎ捨てて会社の暗部を告発するよ たびたび - Everything You’ve Ever Dreamed

    インタビュアー(以下 淫) みなさんこんにちは「蟹工船より愛をこめて」の時間です。今週も先週(id:Delete_All:20100505)に引きつづきフミコフミオさんをゲストにお招きしてお話をうかがっていきたいと思います。今週はどんな素敵なエピソードが聞けるのでしょうか。それでは自己紹介をお願いします。 フミコフミオ(以下フミコ) あ、ども。営業部で課長をやっている36才です。初めて買ったレコードはKISSの「ラヴ・ガン」です。 淫 子供のころからロックだったんですね。さて前回は… フミコ 前回は…(手帳をめくって)…総務部長から強要された不正を拒否したところまで話したんだ…。 淫 フミコさんの奮闘むなしく、総務部長とフミコさん直属の上司である営業部長が不正をしていたことが露見しました… フミコ そうそう。総務部長のごく個人的な、平成22年4月23日金曜日21時から23時にかけて藤沢市内

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  • 泣きっ面にガンダム - Everything You’ve Ever Dreamed

    正月休みに段ボール箱に入れて押入れに放り込んだままになっていた古い写真を整理した。すっかり色褪せ、セピア調になってしまったもの、縁の白い部分がビーチで僕に熱い視線を飛ばしてきたギャルの焼けた肌を想わせる小麦色に染まりはじめているもの、すべて、僕の家族の記録。一枚一枚取り出し、年代ごとにアルバムにいれていくうちにあることに気付いた。僕と弟、そして両親、四人で撮ったスナップが見当たらないのだ。 最後の一枚をアルバムに滑り込ませたあと、ちょうど洗濯物を干しに母がやってきたので僕は訊ねてみた。「四人で撮った写真が一枚もないんだけど?」ベランダで洗濯物を干しながら母は「お父さんは撮るほうが好きだったからね。写真のなかで皆笑ってるでしょ。お父さんの姿は写ってないけど、写真のなかにいるのと一緒なんだよ。一緒に笑っているの」と言って誰も見たがらないベージュのおばちゃんパンツを一番人目につきやすいところに引

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  • ミレニアム・モラトリアム・ウィズ・オッパイ - Everything You’ve Ever Dreamed

    友人の部屋でこれを書いている。今は日曜の朝だ。僕はこの、初めて訪れた新百合ヶ丘の部屋で、僕の二十世紀末を再生した。違う。自分にしかわからないクロニクルを語るときは正確に記述するんだ。スポーツマンが、ソテーから慎重な手つきで脂肪を切り離すように、曖昧さは排除しなければならない。言葉よ、贅肉を削ぎ落として正しいフォームを獲得しろ。雑主義を否定しろ。必要なのは正確さ、そしてピュアネス。違うかい?僕は訊ねる。闇は答えない。友人も答えない。僕も、答えを求めていない。僕はこの部屋を知っている。友人の部屋は僕の部屋と同じにおいがした。前世紀の終わり、僕は、この部屋にいた。 2000年の初夏、多くのロックスターが黄泉へダイブした年齢に並んだ僕は、突発性の熱病に冒されたように誰にも相談することなく会社を辞めた。金曜の夜。中華料理屋のカウンター席。飛び交うチャイニーズ怒号。乱雑に扱われがちゃがちゃと悲鳴をあ

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  • 飛ぶ犬 - Everything You’ve Ever Dreamed

    ぐいぐいと首を締め付けられているような感覚に陥る瞬間がある。そういった瞬間に入るときは一日を無駄に過ごしてしまったときだ。浪費ってやつ。そんな日の夕方は、シャツの襟に走ったヒンヤリとした汗のラインが、絞首刑、或いはスーパースロウなギロチンみたいに思えてくる。ルーチン化した生活が僕をそう思わせる。だから僕は宣告する。さようなら。さようなら。人生をつまらなくするルーチン化クソども。ライフハックとか恋愛マニュアルとかマジクソ。 いろいろなクソに別れを告げて、僕は奇跡と出会うべきだ。もっともっと。そうだ僕は奇跡を信じている。モーゼの、海を割るような壮大な奇跡ではなく、日常をほんの少し明るくするような光を抱いた奇跡を。出来ればその奇跡が身近でぎりぎり手の届かないところに存在して見守っていて欲しい。たとえば、帰りの夜道の上を突っ走る電線のうえとか、コンビニの冷蔵ショーケース、ビールの陳列の後ろ側とか、

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