環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加に反対する民主党議員が、5日に東京・有楽町で予定される反対集会やデモ行進への参加をツイッターで呼びかけ始めた。推進派による封じ込めが進む中、巻き返しを図りたいようだが、野田佳彦首相は交渉参加の意向を固めているだけに「やりすぎだ」との声も上がっている。 「TPPのことが『よく分からん』という人も『なるほど』解説します。参加自由。集会の後、日比谷公園からデモ行進付き」 川内博史衆院議員は1日夜、ツイッターでこうつぶやいた。集会とは、TPPに反対する有識者らで作る「TPPを考える国民会議」(代表世話人・宇沢弘文東大名誉教授)が計画した「ストップTPP!! 街頭演説会」。5日午後1時から東京・有楽町で反対集会を行った後、日比谷公園から国会議事堂などへデモ行進する予定だという。 この動きに中後淳、斎藤恭紀両衆院議員らも同調。ツイッターやフェイスブックを通