茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」(中央区銀座1)が11月13日、沖縄、高知、広島、山形とアンテナショップ4店舗がひしめく激戦区・銀座1丁目にオープンした。 納豆を豚肉に挟み込んで揚げたオリジナルメニュー「納豆とんかつ」 茨城県では昨年7月、外堀通り沿いの旧・銀座TSビル1階に「黄門マルシェ」を開業。東日本大震災、原発事故の影響による風評被害の払しょくなどを狙った期間限定出店だったが、今年8月の営業終了までに買い物客数は約1.5倍に拡大。7月には「既存リピーターの誘致」「他のアンテナショップとの相乗効果」などを狙い、前店から約600メートル離れた銀座1丁目への出店を発表していた。 出店先は外堀通りから桜通りへの入り口で、首都高高架下に位置する紺屋ビル(銀座1)1階。近隣の外堀通り沿いには沖縄県「銀座わしたショップ」と高知県「まるごと高知」(以上、銀座1)が並び、同店オープンによって桜
ファサードに垂れ下がる巨大な白いヘビのイルミネーションが11月9日、ブルガリ銀座タワー(中央区銀座2)で点灯した。 ブルガリ銀座タワー(点灯前・点灯後) 昨年3月、1884年創業以来の一族経営に終止符を打ち、仏・高級ブランドグループLVMH傘下に入った同ブランド。今年2月には、クリスチャン・ディオールの再生やフェンディの成長に尽力してきたマイケル・バークさんがCEOに就任。現在はブランド全体での「長期ビジョンでの大口投資」に乗り出しており、日本国内でも阪急うめだ本店、新宿伊勢丹、千葉そごうなど、相次ぐリニューアル・新規出店を進めている。 同ブランド最大の旗艦店として2007年に開業したブルガリ銀座タワーでは、3階のブライダルフロアをリニューアル。併せてタワー開業5周年を記念して、11月10日より「イタリア至高の輝き展」をスタートさせる。会場はタワー8階プライベートラウンジと同4階サローネで
クラフトビール、国産ワイン、天然氷で作るかき氷など、「生産者の思いが伝わる」メニューに力を入れるカフェバー「麦酒屋るぷりん」(中央区銀座6、TEL 03-6228-5728)が6月、銀座にオープンした。 日光の天然氷を薄く削ったかき氷(番茶味、1,200円) 店主は1985(昭和60)年生まれの西塚晃久さん。高校を卒業後、飲食業に従事しながら調理師学校で料理を勉強し、2008年からは恵比寿でバーテンダーとして働いてきた。 独立を決意したのは、昨年の東日本大震災がきっかけだった。震災直後はバーでも「お客さんの数が減った」と西塚さん。それでも「毎日忙しく、ボランティアに行きたくても行けず、募金もできない状態だった」。常連客が炊き出しなどを行っている話を聞いて、「飲食業自体に疑問を持つようになっていった」という。 それを客に話したところ、相手は「『明日も頑張ろう』と思えるのは、ここでサービスをし
人形町に1号店を構えるグルメバーガー専門店が7月20日、新富駅近くにレストラン業態の2号店「BROZERS'(ブラザーズ)銀座店」(中央区新富2、TEL 03-6228-3701)をオープンした。 「ロットバーガー」(1,500円) ブラザーズは2000年、人形町で創業したグルメバーガー専門店。代表は幼少期をベルギーで過ごし、「ハンバーガーを日常的に食べていた」という北浦明雄さん。17歳の時に映画「カクテル」を見て「将来店を持ちたい」と考えるようになり、22歳で渡豪。現地のハンバーガー店で働き、「このテイストと雰囲気を日本でも広めたい」との思いで25歳で開業した。 「当時は珍しかった」というグルメバーガーの専門店として、35種のバーガーを展開。2005年位から始まったグルメバーガーブームの波に乗って徐々にテレビや雑誌に取り上げられ、2008年にムック本「ハンバーガーの本」(エイ出版社)の表
東銀座に12月1日、コーヒー豆専門店「やなか珈琲店東銀座店」(中央区銀座3、TEL 03-6278-8777)がオープンした。 店内には約30種のコーヒー豆が並ぶ 運営は「やなか珈琲店」(東京支社=千代田区)。やなか珈琲店は愛知県の業務用メーカー「MG COFFEE」(愛知県一宮市)の子会社で、家庭用コーヒー豆の販売拠点として1999年に台東区谷中に1号店を出店。当時は「外資系コーヒーショップの出店が加速していた」(社長の権藤則彦さん)といい、「日本のコーヒーにも歴史がある。老舗メーカーとして生活に密着したコーヒーを」との思いで展開。店舗内装は「昔の商店街にある米屋さんのような雑多なイメージ」が特徴で、現在までに武蔵小山、下北沢、学芸大学などの住宅街を中心に店舗展開を図る。 22店舗目となる同店は、マロニエ通りから昭和通りを渡った東銀座エリアへの出店。「もともと、銀座ならマロニエ通りに出し
アルボーレ銀座ビル(中央区銀座2)に7月1日、みそ20種以上とチーズ常時30種を取りそろえるダイニングバー「発酵所DINING SAIKA 銀座店 ~味噌(みそ)とチーズのお店~」(TEL 03-5579-9499)がオープンした。 4種のチーズと西京みそのクワトロチーズフォンデュ 運営は、関西を中心に福岡・東京などで居酒屋などの飲食店58店舗を経営するコズミックダイナー(大阪市北区)。発酵食品みそ・チーズに特化した業態は2011年4月、神田「鍛冶二丁(かじにちょう)」で初めて展開。メディアに多く取り上げられるなど話題を集めたことから、「情報発信地」である銀座への2号店出店を決めたという。 場所は同ビル6階で、神戸牛を主力に扱う「KOBE-SAIKA 東京銀座」から業態転換を図った。カウンターやソファなどの黒を基調にした店内に観葉植物などをレイアウトし、「スタイリッシュで、どことなく温かい
銀座に6月26日、浜名湖のウナギ養殖業者が直営するうなぎ料理店「鰻菜詩(うなしー)GINZA」(中央区銀座5、TEL 03-3572-5355)がオープンした。 白焼きとかば焼きを組み合わせた鰻菜詩重(3,400円) 経営は浜名湖鰻製造所(静岡県湖西市)。同社は昨年プランタン銀座本館7階にうなぎを盛り込んだフュージョン料理店「ル・ウナ・シー」を出店したが、今年5月で閉店したのを機に店を引き継ぐ形で再出店。自社養殖ウナギを使った料理を主力に、浜名湖周辺地域の魚介、肉、野菜を使ったメニューも展開する新業態となる。 場所は並木通り沿いの「銀座テーラービルディング」地下1階・地下2階。地下1階はオープンキッチンスタイルで、厨房とカウンターの間には匂い対策として透明のガラス壁を設置する。天井の梁(はり)などもともとの構造を生かした内装が特徴。地下2階には個室を設け、「より落ち着いた」雰囲気に。フロア
新橋を中心に居酒屋を出店し、ボリューム感や価格の安さで人気を集める「魚金(うおきん)」(港区)が7月3日、銀座にイタリアンバル「UOKIN PICCOLO(うおきんぴっころ) 銀座店」(中央区銀座1、TEL 03-5524-5633)をオープンし、銀座エリアへの初進出を果たした。 看板メニューの6点盛りカルパッチョ(680円) 1995年、「新橋の男性サラリーマン」をターゲットに居酒屋「魚金」を出店。「仕事帰りにガッツリ食べて飲んでもらえる店を」と、舟盛りのような「華やかさ」が特徴の「刺し身6点盛り合わせ」(1,980円~)などを提供し人気店へと成長。以来新橋を拠点に店舗を拡大し、現在までに新橋、池袋、五反田、浜松町、田町、吉祥寺などのエリアに和食系居酒屋16店舗、洋食系居酒屋5店舗を展開する。 イタリアンバル業態では3店舗目、全店では22店舗目となる同店。場所は銀座1丁目の「銀座ベラメン
有楽町駅近くの山手線ガード下「有楽町産直飲食街」(千代田区有楽町2)に6月28日、貝専門店「炉端貝◯(かいまる)」と、施設の「待合室」位置付けのギョーザ専門店「ちょい呑み餃子」(共にTEL 03-5532-4567)がオープンした。運営は浜倉的商店製作所(有楽町2)。 山手線ガード下に7店舗を構える「有楽町産直飲食街」 同施設は魚介や馬肉など各地方の特産物を扱う小規模飲食店4店舗を集約する「横丁」として、2010年11月にオープン。同年12月にはガード下で隣り合う「インターナショナルアーケード」のテナントが退店したのを受けて増床し、北海道産大沼牛を扱う24時間営業店「牛◯(ぎゅうまる)」を加えた5店舗で営業を続けてきた。 オープン以来、近隣で働く会社員、帝国ホテルを利用する外国人、宝塚劇場帰りの女性、銀座のホステス、飲食店で働く同業者など幅広い層が来店し、朝5時~8時に「席の8割が埋まるこ
ソニー通り沿い銀座BOSSビル(中央区銀座8)1階に7月11日、恒例の夏季限定モヒート・バー「BACARDI mojito bar」(TEL 03-5568-8524)がオープンする。 昨年の店内の様子 運営は、同ビル4階・5階で「BAR RAGE(レイジ)」を運営するミクソロジスト(港区)。同社は同所でモヒート、テキーラなどをテーマにバカルディ ジャパン(渋谷区)とのコラボバーを常設展開しており、モヒート・バーのオープンは今年で4回目となる。 店舗面積は8坪。白を基調とした「ポップ」な内装だった昨年から、今年はバカルディ150周年を記念し、ミントリーフをアクセントにしたシックな店内へと改装。スタンディングバーとして、15人程度を収容する。 ドリンクは定番の「バカルディモヒート」(850円)のほか、昨年「暑さ対策」として好評だったという「フローズンモヒート」(950円)を今年も提供。新たに
サッポロビール(渋谷区)は6月21日、銀座に巣を作るミツバチに付着した花粉から抽出した酵母を使って醸造した樽生ビール「銀座ブラウン」の発売を発表した。 ミツバチの飼育を通じて銀座の環境改善と緑化活動を推進するNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」との共同プロジェクトで、活動支援の一環として実施。2010年7月に、東京農業大学の小玉健太郎客員教授の協力の下で開発に着手した。 当初はミツバチが集めたハチミツから酵母を抽出しようと研究を重ねたが、ハチミツの防腐作用などによって難航。抽出対象をミツバチの体に付着した花粉に変更し、開始から1年2カ月を経てようやく1匹の酵母を見つけ出した。種類確認や特性調査などの実験を重ね、酵母は「銀ぱちTAFY酵母」と命名。発酵時にシナモンのような香りを発生させるのが特徴で、同社では同酵母を使って900リットルのたる生ビールを醸造した。 出来上がったビールは通常のビ
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