◆ことばの話765「スベタ」 7月28日、第20回「なにわことばのつどい」記念総会を取材しました。今年のテーマは「大阪弁の誤用・悪用を正す」。 以前、私が取り上げた「どきれい」など、コマーシャルで使われるインパクトの強い間違った大阪弁について話が進められました。その「ど」のついた言葉の話の中で、 「どスベタ」 という言葉が出てきました。「すべた」だけでも、あまり品のいい言葉ではないのに、それに「ど」が付くのですから、かなりお下品。その「すべた」について、「なにわことばのつどい」の二代目代表世話人の中井正明さんが、 「スベタは外来語です。」 と言ったので、会場がどよめきました。中井さんによると「すべた」はトランプの「スペード」のことで、スペードは、トランプ遊びのときに点がつかないので、無駄な価値のないことを「スペード」→「スベタ」になったというのです。 会場騒然。出席者の中の一人のご老人が手
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