高速鉄道事故調査最中に急死=信号会社の会長−中国 高速鉄道事故調査最中に急死=信号会社の会長−中国 【北京時事】中国のニュースサイト「財新網」が23日伝えたところによると、浙江省温州市の高速鉄道事故に関し、事故発生区間に列車制御設備を納入していた「中国鉄路通信信号集団公司」の馬騁会長が22日午前、心臓病のため急死した。当時、国務院の事故調査チームが同社を訪問し、検査を行っている最中だったという。 馬会長をよく知る人物は「プレッシャーや責任を感じすぎた」のが原因ではないかと語った。同会長は心臓に持病はなく、突発性の心臓病と診断されたという。 事故から23日で1カ月を迎えたが、馬会長の急死は波紋を広げるとともに、事故原因解明などに影響を与える可能性もありそうだ。(2011/08/23-17:06)