現在では主にアンティークになりますが、ウランガラスというガラスがあります。 その名の通り、このガラスの中にはウランが含まれていて、19世紀のボヘミア地方で、ガラスに黄色の発光剤を混ぜたモノがたまたまウラン化合物であり、紫外線(当時は早朝や夕焼けの日の光)に当てると、緑色に怪しく光るとのことで人々を魅了してきました。現在では俗に言うブラックライト(紫外線ライト)で、強制的に発光させることができますが、もちろん当時はそんなライトは存在しませんでしたので、更にミステリアスな趣だったのかと想像します。 逆にそれがウランである事が判明した以降は、ウランは多くの国で国家による管理資源となり、製造もほぼストップ。現在では製造元のチェコや米国でごく僅かに製造されているだけのようです。 また、戦前では日本でもウランガラスは製造されていましたが、戦後は全て終了。しかし、今世紀に入り岡山県の方でウラン鉱床が見つ