先週と今週は、シリコンバレーでは買収祭りだった。 まず、TwitterがPosterousを人材買収した。Posterousは、2008年に始まった、メールで更新できることが売りのブログサービスだったのだが、この1年ほどで完全にTumblrに水をあけられてしまった感じだ。メールで簡単に更新できるインターフェイスは、ブログという飽和しきったプロダクトの中では斬新だったが、あまり有用でなかった気がする。長文をメールに打ち込むことなんてまずないし、短文や写真だったら、TwitterやInstagramがある。もう一つのPosterousの敗因は、去年リリースした、Posterous Spaceという、いわゆるソーシャルな機能だ。正直意味不明だ。個人的には、ブログサービス一本で勝負していた方が、まだ成功する可能性があったんじゃないかなと思う。 お次は、Green DotによるLooptの買収だ。L