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ブックマーク / j.ktamura.com (7)

  • 買収祭り | quipped

    先週と今週は、シリコンバレーでは買収祭りだった。 まず、TwitterがPosterousを人材買収した。Posterousは、2008年に始まった、メールで更新できることが売りのブログサービスだったのだが、この1年ほどで完全にTumblrに水をあけられてしまった感じだ。メールで簡単に更新できるインターフェイスは、ブログという飽和しきったプロダクトの中では斬新だったが、あまり有用でなかった気がする。長文をメールに打ち込むことなんてまずないし、短文や写真だったら、TwitterやInstagramがある。もう一つのPosterousの敗因は、去年リリースした、Posterous Spaceという、いわゆるソーシャルな機能だ。正直意味不明だ。個人的には、ブログサービス一で勝負していた方が、まだ成功する可能性があったんじゃないかなと思う。 お次は、Green DotによるLooptの買収だ。L

    chorinsky
    chorinsky 2012/03/16
    アメリカは、webサービス次々に生まれてくるし、その買収もよく行われている。日本も、よさそうなサービスをときどき見かけるが、国内にとどまってしまうことが惜しい。
  • 16年越しの決断術 | quipped

    16年来の付き合いの旧友が書いたを読んだ。「東大式決断術」という、タイトルで釣りにいく気満載のだ。 東京の有名な私立小学校に通っていた彼と、多摩川を臨むいたって普通の公立小学校に通っていた僕を引き合わせたのは、中学受験だった。ぼくの学区の中学校は評判がよろしくなく、小学校3年生の頃から、回避手段として中学受験することを漠然と考えていた。どうせ受験するならば真剣にやろうということで、スパルタで知られていたサピックスという塾に、小学校3年生の2月から通いはじめた。それも何を思ったか、どうせ通うなら、校に通いたいということで、家から一時間近く離れた日橋の校に通いはじめた。「東大式決断術」の筆者、今井くんは、そこでのクラスメートだった。それから丸3年、ぼくたちは机を並べて勉強した。 小学校時代のぼくは、とにかく勝ち気で、負けず嫌いで、思いやりのかけらもないイヤなヤツだったと思う。今の自分

    chorinsky
    chorinsky 2012/03/11
    3.11
  • 空港のスタバにて | quipped

    南カリフォルニアにあるJohn Wayne空港のスターバックスで、アイスコーヒーを頼んだ時のことだ。 ぼくのオーダーをとったのは、恰幅のよい、スキンヘッドの、白人の兄ちゃんで、身長は170センチ、年齢は20代後半といったところだろうか。慣れたレジ打ちの手つきを見る限り、古参の店員か、店長だろう。名札にはヴィンスと書いてあった。ぼくが渡したクレジットカードをカードリーダーでスワイプしながら、もう1人の店員にオーダーを告げた。 「グランデアイスコーヒー。砂糖無しね。」 もう1人の店員は、20そこそこの痩せたヒスパニックの男の子で、10センチほどの髪の毛はジェルで固められ、ハリネズミのようにツンツンしている。名前は覚えていないので、ロナウドということにしよう。冷蔵庫の扉に手を伸ばしかけたロナウドが発した次の一言に、ぼくはおったまげた。 「てかアイスコーヒーってどうやって作るんすかね。」 おいちょ

    chorinsky
    chorinsky 2012/03/08
    アメリカ人はアイスコーヒー飲むのかな
  • 14歳の、アメリカに行ってエンジニアリングを学びたい少年へ | quipped

    Rubyのパパことまつもとゆきひろさん経由で、アメリカに行ってエンジニアリングを学びたい少年の存在を知った。今14歳、中学を出たらアメリカに来る予定らしい。 ぼくがアメリカに来たのも14歳だった。いや、正確には、親の仕事アメリカに来たのが14歳だった。以後ぼくはアメリカに残り、今年で13年目になる。26歳の若造に何が言えるかわからないが、いくつか彼に言っておきたいことがある。以下は、まあ公開の手紙のようなものだ。 @clooooteさん はじめまして。アメリカに行ってエンジニアリングを学びたいとのことですが、人生のちょっと先輩として、いくつか助言をしたいと思いました。何かの参考になれば幸いです。 中学卒業と同時に渡米を考えているとのこと、素晴らしい心がけだと思います。渡米することが素晴らしいのではなく、14歳にして、それだけ人生を主体的の捉えていることに感服します。大人になっていけばわか

    chorinsky
    chorinsky 2012/02/09
    26歳だったことに驚き。自分よりもっと年上の方だと思ってた。それほど違わない。
  • 数学的に東大秋入学が労力の無駄であることを証明する | quipped

    最近、東大の秋入学への移行が物議を醸している。就活はどうするんだとか、ギャップ期間はどうするんだとか、いろいろと意見が飛び交っている。こういうこんがらがった議論を解決するには、数学を使うのがよい。 数学といっても数字が出てくるわけではないので、定量的議論が苦手な人も心配しないでほしい。実のところ筆者もそう得意ではない。 数学的証明によく出てくるアプローチとして、場合分けをして、各ケースを証明することで、もとの問題を証明するというものがある。ここでは、このアプローチを「場合分け法」としよう。カンタンな(数学的な)例をあげる。「どんな数でも自乗するとゼロ以上になる」ということを証明したい場合、もとの数が 0より小さい(例:−3) 0(例:コードギアス) 0より大きい(例:南場智子さんの総資産) の3つのケースが考えられる。要は、どんな数も上の3つのケースのどれかということだ。すると 0より小さ

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    chorinsky 2012/01/29
    そんじゃーね!
  • 思うこと。言うこと。 | quipped

    人生で一度だけ廊下に出されたことがある。 小学校五年生のとき、中学受験のために通っていた進学塾でのことだ。算数の授業で、T先生が黒板に書いた図形に、いたずら真っ盛りだったぼくはいちゃもんをつけた。 「先生、問題には『正三角形』って書いてあるけど、それ全然正三角形になってないし」 板書の手をとめ、振り返ったT先生の顔からは、いつもの温厚な笑顔は消えていた。そして、静かな声で言い放った。 「◯◯(ぼくの名前)外に出る」 「お前廊下に出ろ!」でも「ふざけるな!」でもなく、「◯◯外に出る」。最初は何が起きたのかわからなかったが、先生の口調がいつものですます調ではなかったことや、さっきまで和やかだった教室の空気がカンペキに凍りついたことから、マジで教室の外に出ろと言っていることを察した。ぼくは席を立ち、T先生に誘導されるまま教室の外に出た。 「なんで外に出されたのか考える」 先生はそう言って、引き戸

    chorinsky
    chorinsky 2011/12/29
    怒られるかもしれないが、話がやや作為的に思える。アメリカの文学に似てるというか。どこか冷めた視点というのは筆者の魅力でもあるけど。英語圏で生活するとこういう文章になるのかしら。
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    これは水です2008年に急逝したアメリカの作家David Foster Wallaceの2005年Kenyon大学卒業スピーチの私訳です。後に別の人によって書籍化されました。

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