北九州市の航空会社、スターフライヤーは15日、福岡-羽田線が7月1日に就航するのを前に体験搭乗会を開いた。公募した一般客や関係者ら約250人が約1時間、福岡、大分、山口県の上空を周遊するフライトを楽しんだ。 福岡線は1日5往復する。エアバス社の最新機で機体は黒色、機内は座席間隔の広い革製シート、各席に液晶モニターがあるのが特徴。運賃も大手航空会社より低価格という。 記念キャンペーンとして、朝1便目の乗客を対象に、軽食(サンドイッチ類)の無料サービスや、搭乗券を2~5枚集めると3000~1万円をキャッシュバックする。米原慎一社長は「念願の福岡線に参入する。顧客満足度ナンバーワンのサービスを肌で感じてほしい」と話した。 同社は06年3月に北九州-羽田線を就航し、現在1日12往復運航。07年9月からは関西-羽田線を開業し、1日4往復している。【中園敦二】