福岡県宇美町でこのほど、日本の三菱大谷炭鉱の中国人強制連行殉難者記念碑「誓約の碑」の除幕式がおこなわれました。律桂軍駐福岡中国総領事および記念碑を建立するための実行委員会の岩佐英樹会長らが共同で記念碑の除幕をおこない、現地の住民など40人余りが参加しました。 △記念碑除幕式 1944年9~10月、日本は上海から中国人労働者352人を拉致し、大谷炭鉱まで強制連行しました。中国人労働者は家族が知らないまま異国に強制連行され、過酷な労働を強いられ、わずか1年で87人が命を失ってしまい、その死亡率は25%に達しました。 律桂軍総領事はあいさつの中で、「日本の侵略戦争は中国人民に重大な災難をもたらした。労働者の強制連行と奴隷化は日本軍国主義が中国人民に対して犯した重大な犯罪の一つだ。歴史をかがみとし、歴史から深い教訓をくみ取ってこそ、同じような過ちを繰り返すことを防止し、中日の平和友好協力の未来を切