食品や日用品が値上げラッシュのなか、低価格のアイデア商品がそろう100円ショップの動向に注目が集まっている。商品の調達コストが高くなり、一部商品が販売休止となる可能性がある。 食品や日用品が値上げラッシュのなか、低価格のアイデア商品がそろう100円ショップの動向に注目が集まっている。商品の調達コストが高くなり、一部商品が販売休止となる可能性があるほか、すでに閉店に追い込まれる店も出てきた。一方、大手を中心に?脱100円?の高価格商品に活路を見いだすチェーンも増えている。 「円安や原材料の高騰などで一部商品の仕入価格の値上げが起きている。100円ショップなので販売価格の値上げができず、一部販売を休止する商品が出る可能性もある」 ある100円ショップチェーンの担当者はこう明かす。 帝国データバンクが4月に発表した業界動向調査によると、100円ショップの市場規模は2019年度の8722億円から2