2023年に開発中止となった国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」が、県営名古屋空港内にほど近い博物館「あいち航空ミュージアム」に展示される予定です。 10号機が展示 2023年に開発中止となった、三菱重工グループの国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」が、県営名古屋空港内にほど近い博物館「あいち航空ミュージアム」に展示予定です。公開は2026年度下期を予定しています。 あいち航空ミュージアム(画像:愛知県)。 MSJは100席以下の座席数をもち、地方間輸送を担うジェット旅客機「リージョナルジェット」に分類されるモデルで、当初は「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の名のもと2015年11月11日に初飛行。同機はかつて国産旅客機「YS-11」の開発の中心となった三菱重工が、国からの多額の支援をうけ、開発したモデルです。開発の後ろ盾となる初期発注者(ローンチカスタ