自然派化粧品ブランドの英・LUSH(ラッシュ)は2021年11月22日、世界48カ国で運営するSNSアカウントを停止すると発表した。同年11月26日から利用を停止して、再開の期日は設けていない。この決断の背景には、元フェイスブック社社員の内部告発で明らかになったSNSの負の側面がある。(オルタナS編集長=池田 真隆) SNSは操作的なアルゴリズムによって、いじめやフェイクニュースなどを際限なくスクロールできるので、若年層の自殺・うつ・不安の割合を大幅に増加させるというデータが続々と出ている 「今こそ行動を起こすべきだ」――。ラッシュの共同創設者マーク・コンスタンティン氏はこう強調し、世界48カ国で展開する自社のSNSアカウントを一斉停止することを決めた。 同社は原材料を調達する際に、環境配慮や人権への対応、動物実験の有無などを調べ、社会や環境に害のない倫理的な商品づくりにこだわってきた。
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