収集保存機関の棚にはたくさんの16mmフィルムが眠っています 図書館や公民館等に併設されていることの多い視聴覚ライブラリーには、多くの貸出用16mmフィルム(教材映画、劇映画、アニメーション…)が収蔵されています。こうした16mmフィルムは大抵の場合、映写用のリールに巻かれ、右画像のように正方形のケースに入った状態で、常温の収蔵室の棚に縦置きで保管されています。ケース内のフィルムは薄手の保護袋に入っている場合もあります。年に1回程度はフィルムを取り出し、状態を確認しながら巻き返すことが推奨されますが、その際に酢酸臭を発しているフィルムが見つかることもあるかもしれません。 全国の視聴覚ライブラリーのリスト(16mmフィルムの所蔵本数)を当HPの「リンク集」に掲載しています。 視聴覚ライブラリー所蔵16mmフィルムの保護袋には、ショーレックスという名称の半透明のサラサラした手触りの袋が適してい