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戦争と差別に関するcinefukのブックマーク (45)

  • 普通の人びと -ホロコーストと第101警察予備大隊-: 独破戦線

    ど~も。ヴィトゲンシュタインです。 クリストファー・R. ブラウニング著の「普通の人びと」を読破しました。 1997年に発刊された書。Amazonの紹介文では「ヒトラー時代、普通のドイツ人が、 いかにして史上稀な大量殺戮者に変身したのか。知られざる警察予備隊の衝撃の実態。」 というもので、以前からかなり気になっていました。 しかしホロコーストものは、いつもちょっと腰が引けるのと、警察予備隊という地味な部隊が 主題であることもあって見送っていましたが、やっと読んでみる気になりました。 個人的にホロコーストに関与した人々すべてが、反ユダヤ主義者、 もしくはサディストだとはコレっぽっちも思っていないだけに、 どのような状況が普通のドイツ人を殺戮者にしてしまったのか・・? このような疑問を書はある程度、説明してくれるものですが、 その代わり、その内容の凄まじさ・・、要はガス室とは違う、具体的な

    普通の人びと -ホロコーストと第101警察予備大隊-: 独破戦線
    cinefuk
    cinefuk 2017/10/25
    ワインバーグ問題に関連して。発言したら仕事を干される状況で、正しいことを行える人は少ない。官僚主義の中で行われたホロコーストで、上司の命令に従わなかった「空気の読めない」人たちを描いたこの本が気になる
  • JCP茨城北部/「思い起こそう マルチン・ニーメラーの言葉」

    私は日国民の一人でありながら、生まれも育ちも純粋戦後派であるがゆえのいわゆる「平和ボケ」(このこと自体は決して悪いことではないと思うが)の影響もあってか、憲法問題について、正面からきちんと向き合うことが殆ど無いまま今日に至ってしまった。そんな具合だから最近まで、「憲法に『戦争の放棄』が謳われているのだから日戦争をすることはまずないだろう、九条改定なんて、国民の大多数が戦争反対なんだから、そう簡単にできるわけがない」などと、他人任せの淡い期待ともいうべき思いが心のどこかに巣っていた。 戦後、今日まで日がとにもかくにも平和といえる状態が続いてきたのは、実際には平和憲法を守り支えてきた多くの人たちの奮闘によるものだが、有り難いことに、「平和ボケ」の私も知らず知らずのうちにその恩恵を受けながら今日に至っている。しかしいかに私が鈍感とはいえ、さすがに今日の憲法とくに九条をめぐる情勢には危機

    cinefuk
    cinefuk 2016/11/06
    「飛行機が人を轢く」という前代未聞のゴードン事件(陸軍水戸飛行場):1957年8月2日、超低空飛行の米軍機が県道を自転車で通行中の母子を飛行機の車輪で轢き殺傷した事件
  • 「特攻に行くのは部落民。自分たちは大丈夫」というデマが?~「戦艦大和講義」を読む(ハコ[゚д゚]南無八幡氏)とその反響

    【戦艦大和講義: 私たちにとって太平洋戦争とは何か 一ノ瀬俊也http://www.amazon.co.jp/dp/440952061X】というがあるそうで、ハコ[゚д゚]南無八幡さん@hakoiribox がこのを読んでいくつか内容を紹介されています。 デマというものはある意味で世間や大衆の”欲望”を知る材料となるという点では、逆説的な意味があるかもしれません。「特攻をしているのは”水平社”。だから”日”は大丈夫」というデマは、何を意味しているのでしょうか…その他の紹介や、感想も入っています

    「特攻に行くのは部落民。自分たちは大丈夫」というデマが?~「戦艦大和講義」を読む(ハコ[゚д゚]南無八幡氏)とその反響
    cinefuk
    cinefuk 2016/05/30
    陸軍憲兵隊の記録(1944年12月)「神風特別攻撃隊ニ参加シタモノハ皆親無子ト水平社ノ者バカリデ、其ノ数ハ六万モ居ルカラ日本ハ大丈夫ダ」という流言を取締。戦時下国民に「特攻隊」が無条件で神格化されていなかった
  • マーリオン・ザームエルという名の少女は、確かにいた - 気分はいつも、私次第

    「暗闇の中で マーリオン・ザームエルの短い生涯1931-1943」 ゲッツ・アリー マーリオン・ザームエル賞というものがある。これは、ザインシュ夫創設の想起基金が主催する賞である。ホロコーストを始め、ナチ時代にドイツ人が行った人道に対する罪を記憶にとどめようとする活動や研究に与えられるもの、だそうだ。著者ゲッツ・アリーはこの賞で表彰されると言う連絡を受けた。その時彼が考えたのは「マーリオン・ザームエルとは一体誰なんだろう?」と言う率直&当然の疑問であった。ザームエル夫は、この賞によって、殺されたユダヤ系の子ども達を記憶にとどめようとし、その為賞に冠する子どもの名前を収容所に移送されたドイツ系ユダヤ人を追悼するの中から、偶然に任せて選び出したのだ。アリーは、自らの疑問を解くため、そして賞の授与式でこの子どものスピーチをしようと決意し、マーリオン・ザームエルを捜す行動を開始した。この

    マーリオン・ザームエルという名の少女は、確かにいた - 気分はいつも、私次第
    cinefuk
    cinefuk 2015/05/15
    官僚主義は考えなくて良い訳で>”ユダヤ人の「東方への移送」がゴロツキ共のその場の思いつきで暴力的に行われたのではなく、国家としての施策であり、役人が公的文書を持ち、規定されている行動”
  • 内田弘樹先生が「ヒトラーの国民国家」を読んでいるというところから始まる目からどんどんハイライトが消えていく地獄のお話

    内田弘樹 @uchidahiroki あ、最近読んでいる「ヒトラーの国民国家――強奪・人種戦争・国民的社会主義」は、いかにナチスドイツの党幹部と経済官僚たちが、国民の生活水準を高レベルで維持(WW1で国民の生活をどん底に突き落とした高インフレ、飢餓の回避)するために悪行をなしたかが詳細に解説してあって面白いです。 2015-05-13 08:39:02 内田弘樹 @uchidahiroki 人たちは「ドイツ国民の生活を守るため(WW1のような地獄の再現を回避するために)」にやったことだと思っているので、別に悪行とは思っていないところがミソ。思っていても、豊かな生活には代えがたいのです、という話。 2015-05-13 08:41:36

    内田弘樹先生が「ヒトラーの国民国家」を読んでいるというところから始まる目からどんどんハイライトが消えていく地獄のお話
    cinefuk
    cinefuk 2015/05/15
    ゲッツ・アリー『ヒトラーの国民国家』国民を飢えさせない為に優秀な人々が懸命に働いた結果生まれた20世紀の地獄